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薬剤師が「成長できない」という理由で転職するのって他責思考だと思われませんか?

薬剤師の転職理由として、「今の職場のままでは成長できなさそう」というのが上位です。

過去の研究ですと、薬局薬剤師二位、病院薬剤師は一位です。

前の職場を辞めた理由薬局薬剤師病院薬剤師
給与6.9%5.7%
雇用条件20.3%11.3%
成長できなさそう14.5%32.1%
対人関係7.2%8.5%
仕事内容の問題7.5%4.7%

今回はこの薬剤師の転職理由として「成長できない」というのがアリなのかナシなのか考えていこうと思います。

記事のポイント
  • 「成長できない」という転職理由は、本質的な理由ではないことが多い(単なる不満をポジティブな理由にしようとしているだけ)
  • 環境のせいで「成長できない」と思っている人は他責思考の可能性がある
  • 成長出来ていないと自己評価しているだけで実際は成長出来ていることもある
  • 「もっと成長できる」場所へ転職することは問題はない
  • 自己分析が苦手な方は転職エージェント(ファルマスタッフがオススメ)に相談してみるといい

薬剤師を取り巻く環境の変化について

薬剤師を取り巻く環境について大きく変化しているため、成長出来ていない自分に焦りを感じて、「自分はこのままでいいのか」と不安に悩む薬剤師は少なくないと思います。

この先来るであろう薬剤師過剰時代に必要とされない薬剤師になったら…と思うと、不安になる気持ちは十分わかります。

特別何もしなくても、うまくいく人もいますが、うまくいかなかった人はやっぱりそれなりの理由がありますよね。

だから「今のままでは成長できない」だから「転職しなきゃ」というロジックも分からなくはないです。

むしろ転職理由としては前向きな理由だから、「若いのに、よく考えているな」というプラスの評価を受けるのではないかと思ってたりしそうですよね。

ただ成長できないから転職とすぐ考えてしまうのは注意が必要です。

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薬剤師の成長について

薬剤師としての成長とは、専門知識の深化コミュニケーション能力の向上リーダーシップの発揮など、多岐にわたります。

薬剤師としての成長
  • 専門知識の深化
  • コミュニケーション能力の向上
  • リーダーシップの発揮
  • 倫理観の強化
  • 技術スキルの向上(ICT)

これらは、患者さんへのより良いサービス提供やキャリアアップに直結します。例えば、専門知識を深めることで、より複雑な症状や疾患に対する薬物治療を理解し、適切なアドバイスを提供することが可能になります。

また、コミュニケーション能力を向上させることで、患者さんや他の医療スタッフとの関係を強化し、チームとしての効率と効果を高めることができます。

さらに、リーダーシップを発揮することで、薬局や病院内での役割を果たし、他のスタッフを指導し、全体の業績を向上させることができます。

「成長できない」感覚の原因

しかし、一部の薬剤師は、自分が成長できていないと感じます。

その原因は多岐にわたり、職場環境、研修体制、上司との関係などが影響しています。

特に、緊張感のない「ゆるい職場」では、自己成長の機会が少ないと感じることがあります。これは、厳しい指導や高い期待がないため、自己改善の動機付けが不足しているからかもしれません。

また、逆に忙しすぎる職場でも問題が生じます。患者さんが多すぎて処方箋を捌くだけで一日が終わり、毎日残業で帰ったらへとへとになってしまうような状況では、新しい知識を学ぶ時間やエネルギーがなく、成長が阻害される可能性があります。

さらに、研修体制が不十分な場合、新しい知識やスキルを習得する機会が限られてしまいます。

上司との関係も重要で、上司が自分の成長をサポートしてくれない、または自分の能力を適切に評価してくれないと感じると、自己成長が阻害される可能性があります。

成長できていない感覚の要因
  • 職場環境(ゆるい、忙しすぎる)
  • 研修体制
  • 上司との関係性

「成長できてない」感覚=「本当に成長していない」とは限らない

成長できていないと自分では思っていても、本当に成長していないとは限りません。

自分自身で、成長出来ていないと感じる理由は以下の4つです。

  1. 実際に成長していない
  2. 成長しているのに、本人が認識していない
  3. 社内で成長しても意味がないと思っている
  4. できることばかりが増えても嬉しくない

実際に成長していない

これは最も直接的な理由で、自己のスキルや知識が増えていない、または自分の職務に対する理解が深まっていない場合に感じるものです。

これは、研修や教育の機会が不足している、または自己学習の時間やリソースが不足している場合によく見られます。

成長しているのに、本人が認識していない

自分が成長していることを自覚できない場合、成長を感じることは難しいです。

これは、自己評価が低い、または自己の成長を測定する明確な基準がない場合に起こります。

定期的なフィードバックや自己反省の時間を設けることで、この問題を解決することができます。

社内で成長しても意味がないと思っている

自分が成長しても、それが職場で評価されない、または報酬に反映されないと感じる場合、成長の動機付けが低下します。

これは、組織の評価システムや報酬システムが、個々の成長を適切に認識し報酬するように設計されていない場合に見られます。

できることばかりが増えても嬉しくない

スキルや知識が増えることは成長の一部ですが、それが単に仕事の量や負担を増やすだけであれば、成長とは感じられません。

これは、新たなスキルや知識が自己のキャリア目標や興味に直接関連していない場合によく見られます。

自己の成長目標を明確に設定し、それに向けて学ぶことで、この問題を解決することができます。

るるーしゅ

るるーしゅ

定期的に自分のキャリアを振り返る(リフレクション)したり、市場価値を確認したいすることが大事

「成長できない」という転職理由は本質的ではないような…

ここまで読んでいってもらうと、転職できないという転職理由が、なにかふわっとしているような印象も受けませんか?

「成長できないから」という転職理由は別の理由に言い換えられそうな気もするんですよね。

「成長できない」という理由で転職を考える人は多いですが、それは本当に「成長できない」からでしょうか?それとも、他の理由が隠されているのでしょうか?

「成長できない」と感じる背後には、職場環境や人間関係、仕事の内容や報酬など、さまざまな要素が影響している可能性があります。

例えば、「成長できない」と感じているのは、実は職場の人間関係にストレスを感じているからかもしれません。

また、仕事の内容が自分の興味や能力と合っていないために、成長を感じられないのかもしれません。

  • 対人関係の不満
  • 収入に対する不満
  • 会社に対する不満
  • 仕事内容に対する不満
  • 社会の不況に対する不満

一見、ポジティブな転職理由にみえる「成長できない」というのも、実は、ただ職場に不満があるが無難に言っていたりすることって多いと思います。

「会社は学校ではない」:自己成長のための研修を求めるなら、認識を改めよう

薬剤師としての成長を求めるなら、自分自身の認識を改めることが必要かもしれません。

特に、「研修制度がないから成長できない」と考えている場合、その考え方自体が問題かもしれません。

なぜなら、会社は学校ではないからです。会社はビジネスを行うための組織であり、その目的は利益を追求することです。

そのため、会社が提供する研修は、そのビジネスの一部としての役割を果たすためのものであり、必ずしも個々の成長を目的としたものではありません。

るるーしゅ

るるーしゅ

あなたが経営者の立場だったら、「研修制度がないから成長できないんです」という薬剤師を採用したいと思いますか?

環境を言い訳にして、自分が成長出来ていないことを正当化する他責思考の薬剤師にはならないようにしましょう。

まとめ

今回は、「成長できない」という転職理由について深堀りしてみました。

冒頭にも述べている通り、この「成長できない」という理由は薬局薬剤師、病院薬剤師で上位の転職理由です。

ただこの転職理由については、他責思考になっていたり、職場の不満を無難な表現にしているだけのことも多いです。

  • 対人関係の不満
  • 収入に対する不満
  • 会社に対する不満
  • 仕事内容に対する不満
  • 社会の不況に対する不満

現職で限界まで努力・成長したのか?

この問いに対して、自信をもっとイエスと回答できて、職場の不満がない場合に、やっとはじめて「成長できない」という転職理由になるのではないかと思います。

  • 「ここじゃ成長できない」
  • 「成長できる場を求めて」

このような理由で、転職を考える場合には、本当にそうなのかな?と自分自身と向き合ってみてください。

るるーしゅ

るるーしゅ

他責思考になっていないかな?と考えましょう

きれいごとかもしれませんが、どのような環境でも自分の認識一つで成長は出来ると思います。

ただ、今のところより成長しやすい環境があるのも事実ですので、「もっと成長できる」場所へ転職すること自体は、全く問題ありません。

自分のキャリアを自分自身で管理するという観点からすれば、自分がもっと成長できると感じる場所に移ることは、自己成長の一環とも言えます。

しかし、ここで注意すべきは、「成長できないから転職する」という理由が、他責思考に基づいていないかどうかです。

自己成長は、基本的に自分自身の責任であり、自分自身の行動によって達成されます。そのため、自分が成長できる環境を求めて転職するのであれば、それは自己成長のための積極的な行動と言えます。

ただし、その転職が自己成長のための手段であることを理解し、転職後も自己成長のための行動を続けることが重要です。

このような視点から、転職エージェントにキャリア相談をすることは、自己成長を目指す上で非常に有効な手段となります。

転職エージェントは、あなたのスキルや経験、希望を理解し、それに最適な職場を提案してくれます。また、自己成長のための新たなスキル習得やキャリアパスの設定についてもアドバイスをくれます。

るるーしゅ

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キャリア相談するなら、キャリアコンサルトがいるファルマスタッフがオススメです。

これから薬剤師としての働き方に不安を感じたら…

まずは専門家に相談しよう!

薬剤師を取り巻く環境が変化しつつある状況で、不安や不満を感じつつ我慢して、今の職場で働き続ける必要はありますか?

時間と共に、キャリアの選択肢は狭まってきます。

「将来を考えると不安」「今の環境を変えたい」そんな状況から抜け出すには、相談して客観的なアドバイスをもらう事が大事です。

るるーしゅ

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今の職場で働き続けていいのか悩んだら、まずはファルマスタッフの専門家に相談してみることが大切です。

転職サービスに登録したからといって、必ず転職しなければいけないわけではありません。

まずは転職市場に自分を出してみて、どのくらいの会社からオファーがもらえるのかを確認してみるといいです。

そのうえで魅力的なオファーがあれば転職を考え、見つからなければ現職でのスキルアップに注力するという選択もあります。

自分がどうなりたいのか、どうなれるのかを常に考えながら、目の前の仕事を通じてキャリアを形成していくことが大切です。

まずは目の前の仕事においてできることと、自分自身の市場価値を確かめることから始めてみるのがよいと思います

るるーしゅ

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私自身も今のままでいいのか不安があり、転職したほうがいいのか、客観的な視点でプロに評価してもらい、選択肢が広がりました。

💊 ファルマスタッフ

公式 https://www.38-8931.com/

今、国は悪質な転職サイトの規制を強化しています。転職サイト利用の際は、ファルマスタッフのような優良認定を受けているところを利用しましょう。

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るるーしゅ

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薬局薬剤師です。
若手の薬剤師教育や学会発表、論文投稿などに興味があります。
m3や雑誌への寄稿や、某大学非常勤講師歴もあります。
ファクトベースで物事を話さない(=感覚でものを言う)人は苦手です。
今後の業界の変化に対応できるように、業界情報や専門的なスキル、そして薬剤師としての働き方などについて情報発信していきます。
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