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薬局業界に変化を与えている3つの要因から、これからの薬剤師としての働き方を考えましょう

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薬剤師としてのキャリアを考えましょう

今回は、「薬剤師としてのキャリアについてちゃんと考えなよ」っていうのを最近の薬剤師を取り巻く環境の変化などをもとに紹介したいと思います。
尚、今回の内容は20代というよりは、転職した際に即戦力が求められる30代の薬剤師向けの内容になります。

薬剤師を取り巻く環境の変化などの情報はマネージャークラスの方は知る機会が多いかと思いますが、一般の薬剤師の方は、なかなか知る機会がないと思います。

現状の情報を踏まえて、未来のためにどのような行動を今するべきか?

薬剤師を取り巻く環境が変化している今だからこそ、自分がどういった感じの生活水準で生きたいのか?仕事はどういった感じで働きたいのか?などを考えるきっかけにしていただければ幸いです。

薬局を取り巻く環境について

大手チェーンの寡占化

今後の薬局業界の流れについてです。まずは新型コロナウイルス感染症関係なしに薬局の数をみていこうと思います。

第483回 中医協資料より

小規模(2~5店舗)の薬局の数は減ってきていて、20店舗以上の薬局の数は増えてきています。どの業界でもそうですが、数が増えていき飽和状態に近づくと寡占化が起きるかと思います。

ドラッグストアは大手10社で全体の7割程度を占めていますが、保険薬局は20%未満です。保険薬局はチェーン展開によるスケールメリットが見込まれる業種なうえ、今後の調剤報酬が易しくなることはないため経営が厳しくなった小中規模の薬局が大手チェーンに吸収合併などにより、大手チェーン薬局の寡占化が進むのは間違いないかと思います。

新型コロナとは関係なしに、大手チェーンによる寡占化が進む

新型コロナでの経営悪化

つづいて新型コロナ感染症が経営に薬局経営に与えるリスクについてです。

2021年6月17日 株式会社医療情報総合研究所プレリリース資料より

上記は、病院側の受診控えの影響を示したものです。2020年に比較すれば回復傾向ですが、耳鼻科、小児科はまだまだ新型コロナ以前には戻っていません。

ただ耳鼻科、小児科の門前で働いていた立場で言えば、今までが頻繁に受診しすぎていたのでは?という感覚もあったので、新型コロナを契機に適正されただけかもしれません。

第483回中医協資料より
日薬の調査結果の速報2021.2

上記のデータは処方箋なのでより薬局目線のデータかと思います。やっぱり処方箋枚数として1割程度下がっているようです。
この1割がどの程度の影響かというと、月に1500枚だったとすると-150枚、処方箋1枚あたりの技術料平均が2000円とすると月に30万円マイナスです。

新型コロナが経営に与える影響は少なくない

薬局の人員は足りているのか?

つづいて薬局の人員状況なのですが、一昔前までは、どこの薬局も人手不足という感じだったと思います。ただ最近ですと、半分以上の薬局で人手は足りているという結果がでています。

第9回薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会の資料より

上記のデータの対象期間が不明ですが、人員が充足している薬局が多くなっていることは明白かと思います。

人手不足が解消されると、今まで手を付けてこなかった人事評価制度の導入や見直しをする会社は増えてくるかと思います。

人手不足の薬局は少なくなっていることにより、人事評価制度の導入、見直すところが増えてくる

これらのことが意味することは?

まぁ色々と書きましたが、結局何が言いたいかというと、今の職場に不満がなかったとしても外因的な要因で転職が必要になることも十分あり得えますよということです。

今の薬局の経営悪化により、他の会社にM&Aされるってことも考えられます。また経営は悪化していないが、将来のことを踏まえ人事評価制度の導入もしくは見直しにより待遇の変化がおきるってこともあります。

医薬分業の先駆けの水野薬局が日本調剤に買収されたり、50店舗以上あって日本薬局学会の理事会社だったフタツカさんがココカラファインの子会社化したりと、驚きましたよね。

人事評価制度については会社がどのような人物を求めているかで変わってくるので一概には言えませんが、対人業務がしっかりと出来る人を評価することが多いと思います。ジェネリックの流通で対物業務の重要性も騒がれていますが、薬剤師でなければ出来ない業務ではないかと思います。

つまり、今まではこの能力でそこそこ評価されていたが、今後はこの能力では評価されないなんてことが起きます。

急に人事評価制度を見直したので来月から減給ですということは起きませんが、移行期を設け、来年以降に下がっていくなんてことは十分あり得ます。

分かったうえでどうするか?

こういった業界の流れを知った上で、自分らしく働くためにはどうするか?そういったことを考えてもらえるといいのではないかなと思います。

必要とされる薬剤師になるためには、社会や会社がどのような人材を求めているのか?といった市場価値を考える必要があります。

このあたりがいわゆる薬剤師としてのキャリアを考えようねって話です。

薬剤師のキャリアについてとか言うと、いわゆる真面目層が自分のなりたい薬剤師像を目指してどう頑張るのか?みたいな話に聞こえますが、私が言いたいのはそんなキラキラしたものだけじゃないですね。

今後、どうやって食っていくか?そのためにリスクマネジメントをどうするか?って感じです。

まぁこういった業界の状況を知らないがゆえに不幸な結果にならなきゃいいんですよ、人の生き方なんて人それぞれだし、正解があるわけではないですからね。

私は地方で働いているから、まだまだ売り手の状況だから今はここで高い給与で働きつつ、専門資格を取るとかも全然アリだと思いますし、株とかで資産運用しているので薬剤師の給料はそこまで高額でなくてもいいとかもアリだと思います(うらやましいですね)

薬剤師を取り巻く環境を理解した上で、しっかりと自分の働き方について考えましょう。

働き方については、わたし他にも記事書いているので興味があれば見てみてください。

周りに頼れる人がいないって方は、いさぎよく転職エージェントに相談しましょう。

転職エージェントさんは、業界の情報や、雇い主側がどのような薬剤師を求めているか詳しいです。さらに転職志望でなくてもキャリアに関する相談に無料で乗ってもらえます。

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アラフォーの薬剤師です。
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