日本の薬局チェーンの代表と言えば、日本調剤と答える方が多いと思います。そして毎年多くの新卒薬剤師が入社している会社です。
最近では、フジテレビ系列ドラマ「忍者に結婚は難しい」の撮影協力していることで話題になっていますね。
さて今回は、日本調剤を辞めたい、もしくは辞めようかな?と悩んでいる薬剤師の方向けにアドバイスするので今回の内容を読んで転職するか、それともこのまま続けるかの判断の参考にしていただければ幸いです。
目次
日本調剤を辞めたい理由は?
日本調剤を辞めたいと考えている場合は、その理由はなんでしょうか?辞めたい理由は、人それぞれですが、よくある理由別にアドバイスしていきます。
なんとなく辞めたい
まずはなんとなく辞めたいと考えて、この記事までやってきた人向けです。
「えっそんな理由で?」と思うかもしれませんが、最近の若い子はとりあえず大手に入社すればいいかという理由で、日本調剤で働いているケースもあると思いますので、案外この理由はあるのではないかと思います。
るるーしゅ
もしくは自分が辞めたいと思っている理由が、うまく言語化できていないってこともありますよね。
「なんとなく辞めたい」、その感情がなぜ出ているのか自問してみましょう。もしうまく出てこないようならキャリアコンサルタントなどと面談してみるといいと思います。
- なぜ、日本調剤に入社したのか?
- 辞めたいという気持ちが出てくる理由は?
人間関係がうまくいっていない
日本調剤を辞めたい理由として、人間関係のこじれで辞めたいと考えている場合です。この人間関係のこじれは日本調剤にかぎらず、退職理由で多いです。
どうしても薬局という閉鎖的な環境ですし、薬剤師もクセの強い人は多いですからね。
しかし日本調剤は、大手チェーンのため、中小の薬局と比較すれば異動等で人間関係の問題を解消できる場合もあります。
るるーしゅ
人間関係だけが理由でしたら異動等で対応できないか考えてみてください。
ただ人間関係のこじれでメンタルがまいってしまっているようなら無理をする必要はないと思います。また転職活動をすることで、「他の職場でいつでも働ける」という精神的な余裕ができて、人間関係のこじれを解消(あまり気にしなくなる)するケースもあります。
休みがとれない、残業が多い
日本調剤を辞めたい理由が、休みが取れない、残業が多い等の問題で、辞めたいと考えている場合ですね。
確かに日本調剤は、残業時間が多いという数字は出ていますので、そこで自分の望む生活が出来ていないなら辞めていいと思います。
会社の人事評価指標が気に入らない
日本調剤を辞めたい理由として、会社の人事評価指標が気に入らないというのもありますよね。
日本調剤は、かかりつけ薬剤師の取得数も多いですし、後発医薬品使用体制加算3の算定率も高いということもあり、この算定数が評価のウェイトを多くしめていると思います。
これがいいか悪いかは別として、あなたが日本調剤という組織の評価基準を良しとしていないなら、辞めたほうがいいと思います。
日本調剤に限らず、組織が評価する人材と、自分の価値観がずれていて受け入れられないようなら、その組織で働き続けるのは中長期的に見てもマイナスなだけです。
日本調剤を辞めたいと考えている方に
今回は日本調剤を辞めたいと考えている薬剤師向けに、辞めたい理由別に対応方法を紹介しました。
日本調剤辞めようかなと考えている方は、勢いで辞めたりせず日本調剤で働きながら、転職活動をすることをオススメします。(メンタルが病んでしまっていてどうしようもない場合は除く)
注意してほしいのは、日本調剤を辞めたいと考えている理由が転職先でも起きて、転職を繰り返す薬剤師にならないようにしてください。
そのためには自分の薬剤師としての中長期的なキャリアを考えることが重要だと思います。
るるーしゅ
マイナビ薬剤師などのキャリア支援をしっかりしてくれる人材紹介会社を利用してみてはいかがでしょうか?
薬剤師としてのキャリア、失敗しないための転職活動については以下の記事でも紹介していますのでよかったら参考にしてください