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イベルメクチンのツイートが反響が大きかったので、経緯や胸の内を吐露

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先日、Twitterに投稿したイベルメクチンの個人輸入への注意喚起のツイートの反響が大きかったので、それに至った経緯や胸の内をすこし言語化したいと思います。

該当のツイートはこちらです。

2021年9月3日時点で
インプレッション(このツイートを見た回数)…651,024
エンゲージメント総数(このツイートに反応した回数)…126,180

10万人くらいに注意喚起できたのかなと思います。

今回の記事の本題ではありませんが、すこし内容も記載します。

イベルメクチンの個人輸入は危険だよって話

このツイートをした背景

イベルメクチン信仰がSNSで目に付いた

この時は日本でも新型コロナウイルス感染症の第五波の感染爆発により、イベルメクチンへの期待がMAXに高まっていました。グーグルトレンドで見てみるとよくわかります。

このような状況下で、イチ薬剤師としてどんなことができるかを考えた結果のツイートです。

ツイート内容で意識した点

このツイートで意識した点は、大きく2つあります。まず1つは目的を明確にしたことです。

イベルメクチンは有効だ→手元に置いておこう→薬局では買えない→個人輸入するしかない

この個人輸入するために情報を漁っている人を引き留める内容に重きをおこうと決めました。このステップまでいっている人は、「イベルメクチン効果ないと思うよ」という情報を目にしてくれるか疑問だったからです。

そしてもう1つは、読んですんなり受け入れてもらえるかどうかにも力を入れました。それっぽい理論が欲しかったので、けっこう色々探しました。

個人輸入したことない人は、個人輸入ってどこが作っているか怪しいんだよという情報で立ち止まってくれると思います。ただ過去に個人輸入したことがある人は、「問題なかった」という経験があるため、この普通の注意喚起では止まらないだろうなと思い、個人輸入の中でもイベルメクチンは特別なんだよというのが必要でした。

るるーしゅ

るるーしゅ

というわけでivermectin blackmarketとかで検索して、引き留めるためのストーリーがうまく出来たというわけです

バズったのは運ですが引用ツイートなので「危うく買いそうになっていた」などのコメントもあったため、いくらか役に立ったんじゃないかなと思います。

胸の内をすこししゃべります

ここから少し黒い部分も記載しようと思います。

このイベルメクチンの不適切使用に関して薬剤師会なりがなんらかの声明を出せというのが薬剤師の中にもありました。ここが少し引っ掛かりました。

これは私の立場が関係しているからかもしれませんが、日本のあの現状でなんらかの声明なりで注意喚起は難しいだろうなと思います。アメリカのFDAは、「馬や牛じゃないんだから、マジでやめろ」といったツイートが出ていましたが、アメリカはイベルメクチンの不適切使用による害が表面化しているから出せたんじゃないかなと思います。(2021年3月頃には不適切使用で中毒センターへの問い合わせがあるといった記事がでていました)

日本では新型コロナの診療の手引きにもイベルメクチン名前がのっていますし、健康被害のデータも不明、薬局にも問い合わせが多いのかのデータも不明、個人輸入の件数も不明だったりすると、東京都医師会やワイドショーがなんか言ってるかといって声明などは出せないだろうなと

るるーしゅ

るるーしゅ

薬剤師会、サンドバックにしすぎだと思うよ

そして、薬剤師がなんのデータもなしに声明だしても国民への影響なんかないですよね、普段ボロクソ言っているんですし。おそらく自分たち、薬剤師の胸がスッとするくらいですよね。

SNSという特性上、自分と考えの近い人が集まるのは仕方ないですが、もうすこし自浄作用って働かないんですかね?叩きやすいところだけ叩いて、自分たちの周りの人がおかしなこと言っててもスルーする。

自分で該当するなと思ったら、撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだというセリフを忘れないようにしましょう。

医療デマにたいしてどう対応していくか?

最後にこのイベルメクチンのような医療デマに対して、どのように対応していくかです。医療デマのほうが情報が広がりやすいため、どうしていくか難しいですよね。

組織がOODAサイクルでパッと動けるといいんですが、実際にはそこまでの人手もなければコンセンサスをとるのが難しいだろうなという印象です。

OODAサイクルは、「観察(Observe)」「仮説構築(Orient)」「意思決定(Decide)」「実行(Act)」の4つです。

るるーしゅ

るるーしゅ

今後の課題ですよね…

なんかすごい煽り文句で記載しましたが、若い薬剤師の方々が自分のキャリアについて考えてほしいなと思っています。

それは、薬剤師免許だけあれば食べていけるというのも、今後は難しくなっていくからです。

東京などの大都市では、売り手市場から買い手市場へシフトしていて、今までのように何の実績もない薬剤師が好待遇で働き場所が見つかるということはなくなってきています。

もちろん数年で急に免許だけでは雇ってもらえないという事態になる可能性は低いですが、若手薬剤師の皆さんはあと20~30年は薬剤師として働きますよね?

新卒で入社した職場が、大学時代のインフルエンサー的な立場な人が勧めていたからという理由で決めたという若い薬剤師の方が最近増えたことも知っています。

わたし自身、それが悪いとは思いません(だって判断材料少ないですし、赤信号みんなで渡れば怖くないって思いますもんね)

ただ働いてみて、自分の薬剤師としての働き方をしっかりと考える機会が必要だと思います。

薬剤師としての働き方も十人十色で、色々あると思います。薬剤師としてのやりがいを重視する人お金を稼ぐための手段でしかないと割り切っている人など正解はないと思います。

自分がどの程度の生活水準で生きていきたいのか?(休みや食事、旅行、車、ブランド品など)、言い換えると自分の幸せとは何か?ということをしっかりと考えてください。

これをしっかり考え抜いたうえで、じゃあ今後、必要とされる(市場価値の高い)薬剤師はどうなんだろ?そのために今から出来ることは何だろう?と考えてみてください。

るるーしゅ

るるーしゅ

対人業務をしっかりと出来ている薬剤師は市場価値が高いと思います。(服用薬剤調整支援料の算定実績が内容を伴っている)

今いる職場はダメだから転職!と安易に思う方がいるかもしれませんがよく考えましょう。

環境を理由すると自分に非がないように思ってしまうかもしれませんが、その選択をしたのはあなた自身です。結局、転職先でも同じように環境を理由にして、転職を繰り返す薬剤師になってしまうかもしれません。

今いる職場で、自分をどう高めていけるかを考え抜いたうえで、やっぱり今の職場のままではダメだとなった場合に転職というのが頭に浮かぶことが望ましいです。

若いうちにキャリアビジョンを描いておくと、日々のこなす作業の見え方が変わってきます。こういう若手はよく成長し、周りと差がついてきます。
(私自身、そういう若手をまとめて指導する立場なので身をもって体感しています)

働いてから今まで、自分の働き方について考えたことがないという方は是非とも一度キャリアについて考えてみてください。
(参考:薬剤師のキャリアを考える上で知っておきたい10のコト

あと安易な転職はしないようにと言いましたが、自分の市場価値を調べたりする転職活動はしてもいいです(当たり前ですが…)

自分のキャリアの相談や、転職エージェントと仲良くなっていくことで有利になることがありますので、よければ利用してみてください。(下記にオススメの転職エージェントをのせます)

ただ転職エージェントの方にすべてお任せというのはダメですからね(汗)

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るるーしゅ

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アラフォーの薬剤師です。
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