できることと使いこなすこと、極めることは違う
今回は、鬼滅の刃ネタですね。
できることと、使いこなすこと、極めることはそれぞれ違います。繰り返し練習して決まった動作が”できる”ようになったら、それがどんな体制や状況でも適材適所で出せるようになるのが”使いこなす”ことです。
さらに使いこなしている技を、他の誰より速く強く、常に最大限の力で出せるよう練り上げることが”極める”ことです。
鬼滅の刃22巻 途中の作者のコメントより
るるーしゅ
薬剤師業務でも言えるだろうな~と思っています。
そして若手薬剤師に何回か、これを使って説明してます。
薬剤師の対人業務で、コミュニケーション能力は必要不可欠です。その中で患者の話を聴く姿勢や、共感するような言葉、声に感情をのせたりするようなことは、できるで満足せず、使いこなせるほうがいいです。
そして極めることが出来れば、薬剤師が今後淘汰されていく中で、あなたが必要とされる武器になりますからね。
やろうと思えばできるで満足せずに使いこなせるように磨き上げましょう!!
余談:若手の成長は環境要因が大きい
当たり前のことだと思いますが、若手薬剤師の職場の環境要因ってその後の薬剤師人生に大きく影響を与えるだろうなと見ていて思います。
医療機関と連携出来ていたり、フォローアップや減薬提案などを実施している薬局で働いている若手は本当にレベルが高いです。
「あまり出来ていないけど、仕事も楽だからいいや」という価値観もめちゃくちゃわかるのですが、今後の薬剤師ライフを考えた場合、なるべく成長できる環境で働いていたほうがいいと思いますよ。
るるーしゅ
もちろん自己学習でスキルを磨くもありだけど、環境要因があったほうが絶対有利
上記の記事で、前の職場をやめた理由はなんですか?という質問に、成長できなさそうという理由を挙げたのが病院薬剤師で32.1%いました。
るるーしゅ
考えている人はちゃんと考えているんだからね。
そして今後、薬剤師の淘汰が始まった場合、どうなるか考えなくても分かるよね