≫【2024年度版】薬剤師向け転職サイトの賢い使い方

薬剤師ができるアンチドーピング、正直悩ましい

最近の医薬品事情(特にエカベトNa顆粒66.7%「サワイ」の件)を考えると、アンチ・ドーピングって突き詰めると難しいなと感じたので今回共有したいと思います。

エカベトNa顆粒66.7%「サワイ」のドーピング事例について

まずエカベトNa顆粒66.7%「サワイ」の摂取がドーピング事例になったという2018-002事件についておさらいしよう。
2018年6月に行われたドーピング検査でレスリングの坂部さんはでアセラタゾラミドが検出された。

坂部さん、ドーピングしたんですか?

メガネ

メガネ

るるーしゅ

るるーしゅ

ドーピングしてないわ、本人も全く心当たりがなく唯一、服用していたエカベトNa顆粒66.7%「サワイ」を調べたら、アセタゾラミドが検出されたってわけ

エカベトNaは何のためにでていたの?

エカベトNa(先発品名:ガストローム)は胃炎、胃潰瘍のお薬です。
減量で食事制限していた方が、体重測定後(食事制限解除後)に食事を急にとると胃に負担がかかってしまうことがあるため、このお薬が処方されていたようです。

なるほど、これは坂部さんかわいそうですね 全くこれだからジェネリックメーカは・・・

メガネ

メガネ

るるーしゅ

るるーしゅ

まぁそう考えたくなるけど、もうすこし考えてみよう

悪いのは沢井製薬?!

るるーしゅ

るるーしゅ

メガネが沢井製薬が悪いって思っているのはこんなイメージだからなんじゃない?

エカベトNaは沢井製薬がいけない?

えっ、違うんですか?だって回収してたじゃないですか?

メガネ

メガネ

るるーしゅ

るるーしゅ

回収は仕方ないだろうけど、医薬品の基準は満たしているからね。ドーピング違反を見つけたところがすごいって話。 今、問題になっていないだけで流通している医薬品も純度が100%で不純物が混ざってないわけじゃないんだよ

つまり沢井製薬は悪くないってことですか?

メガネ

メガネ

るるーしゅ

るるーしゅ

そういうこと、認められている不純物の割合の中をさらに細かく調査するのは現実的ではないと思うんだよね。 うちら薬剤師が分包機を使ってつくる散薬だって、清掃しているとはいっても前に調剤した散薬がごく微量入っている可能性は否定できないよね? それでダメだといわれるときついよね?

確かに…沢井製薬さん、何も知らず悪口言って申し訳ないです

メガネ

メガネ

この事例から学ぶことは何?

るるーしゅ

るるーしゅ

今回のエカベトNaの事例から学ぶべきことは、アスリートのドーピング検査の精度は半端ない。 アスリートの人たちへの調剤でごく微量でもドーピングと認定され、負担を生じてしまうこともある。 だから分包機をつかって調剤するのはなるべく避けたほうがいいかもしれない

確かにそうですね。あとはきちんと何を医薬品でも何を服用したかきちんと管理できるような体制とかも重要ですね

メガネ

メガネ

\ 薬剤師の転職相談満足度96.7% /

るるーしゅ

るるーしゅ

今の職場で働き続けていいのか悩んだら、まずはファルマスタッフの専門家に相談してみることが大切です。

転職サービスに登録したからといって、必ず転職しなければいけないわけではありません。

まずは転職市場に自分を出してみて、どのくらいの会社からオファーがもらえるのかを確認してみるといいです。

そのうえで魅力的なオファーがあれば転職を考え、見つからなければ現職でのスキルアップに注力するという選択もあります。

自分がどうなりたいのか、どうなれるのかを常に考えながら、目の前の仕事を通じてキャリアを形成していくことが大切です。

まずは目の前の仕事においてできることと、自分自身の市場価値を確かめることから始めてみるのがよいと思います

るるーしゅ

るるーしゅ

私自身も不安があり、客観的な視点でプロに評価してもらい、選択肢が広がりました。(記事はコチラ

💊 ファルマスタッフ

公式 https://www.38-8931.com/

今、国は悪質な転職サイトの規制を強化しています。転職サイト利用の際は、ファルマスタッフのような優良認定を受けているところを利用しましょう。

るるーしゅ

るるーしゅ

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。本記事内容がお役に立ったのであればSNSでの拡散ランキング投票いただけると幸いです。

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
るるーしゅ

るるーしゅ

薬局薬剤師です。
若手の薬剤師教育や学会発表、論文投稿などに興味があります。
m3や雑誌への寄稿や、某大学非常勤講師歴もあります。
ファクトベースで物事を話さない(=感覚でものを言う)人は苦手です。
今後の業界の変化に対応できるように、業界情報や専門的なスキル、そして薬剤師としての働き方などについて情報発信していきます。
初めてのかたへ

FOLLOW

カテゴリー:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA