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今回は薬剤師の自己研鑽の方法についてです。
けっこう薬剤師になりたてとか、心機一転みたいな時って、薬局内の医薬品を一から添付文書など読んでまとめるとか、治療薬マニュアルを毎日1ページ読むとか壮大な感じで行うことありませんか?

るるーしゅ
私もよくやりました…そして挫折
まあ自分でもあまり長続きするタイプではないから仕方ないかなと思ってましたが、調剤と情報2020年6月号で岸田直樹医師が下記のことを述べていました。
是非、みなさんも処方と病名からここまで深く掘り下げてみてください。
その際に改めて注意ですが、大きな内科の教科書を最初から読むのはやめましょう。あの分厚い内科学の本を全部読んでみたい気持ちはわかります。しかし、挫折への道は100%確定でしょう。医師の世界でも、そのような勉強をしているのを時々みかけ、読破した武勇伝をたまに聞きますが、その背後にそれ以上の挫折者、おそらく90%以上の挫折者がいます。また、読破した医学生が際立って内科学の知識をもっていると思ったことは一度もありません。そのように、読んでも残っているのは達成感だけだったりします。
調剤と情報 26巻8号 Page1553(2020.06)より引用

るるーしゅ
なるほどと思ったよ…
また調剤と情報2020年臨時増刊号での宮崎長一郎さんのこの言葉もグッときました。
薬局薬剤師は、薬局という分野で仕事をする専門家である限りは、その仕事には専門性があるといえる。薬局薬剤師には、次のことを肝に銘じてほしい。
専門性を獲得するためには、仕事を計測し、論理性を獲得する作業を日々実施することが大切である。
調剤と情報 26巻7号 Page1336(2020.06)より引用

るるーしゅ
問いをたて、その問いの解決方法を調べるということを日々行うことが薬剤師として重要だなと思います。
なので、問いの立て方、疑問の解決方法などは早い段階で理解しておくことが大切です。
わたしは本記事の中で、辞書的な本を読み解くのは非効率だからオススメしないと書いていますが、下記の書籍の中では、若手に辞書的な本を読み解く勉強本をオススメしていたので共有します。



るるーしゅ
色々な意見があるってことで