☛ 初めての転職で不安な薬剤師の方はコチラを!

日本の公立教師の4割は不眠症!!先生には優しくしましょう

4 min 230 views

日本の公立小中の教員の4割が睡眠不足だと?!

日本の公立の小中学校の教員の4割が睡眠不足という研究が報告されたので内容を共有します。
全文フリーの論文ではないため、アブストラクトのみを紹介します。

るるーしゅ

るるーしゅ

私、小学校の学校薬剤師なのに知らなかった…

お題論文

Hori, Daisuke, et al. “Relationships between insomnia, long working hours, and long commuting time among public school teachers in Japan: a nationwide cross-sectional diary study.” Sleep Medicine (2019).

目的

The present study aimed to clarify the prevalence and risk factors of insomnia among public school teachers in Japan by examining the relationships between working hours, commuting time, and insomnia. Time spent on work activities among teachers with insomnia was also investigated.

本研究では,日本の公立学校教員における不眠症の有病率と危険因子を明らかにすることを目的として,勤務時間,通勤時間,不眠症との関係を検討した。また、不眠症を有する教員の業務活動に費やす時間についても調査した。(DeepLにて翻訳)

方法

This study was a secondary analysis of data obtained in a 2016 survey of working conditions among public elementary/junior high school teachers in Japan. A total of 11,390 teachers (women: 47.4%, average age: 42.2 ± 11.3 years) were selected for analysis. The relationships between working hours, commuting time, and insomnia were evaluated using a binomial logistic regression model. The primary outcome was insomnia, defined by a score of ≥6 on the Athens Insomnia Scale. Explanatory factors were working hours/week, commuting time/day, six subscales of occupational stress, age group, presence of children, type of job, type of the school, and the urbanicity of the school.

本研究は、2016年に実施された日本の公立小中学校教員の労働条件に関する調査で得られたデータを二次分析したものである。分析対象とした教員は合計11,390名(女性:47.4%、平均年齢:42.2±11.3歳)であった。労働時間、通勤時間、不眠症との関係を二項ロジスティック回帰モデルを用いて評価した。主要アウトカムは不眠症であり、アテネ不眠症尺度のスコアが6以上で定義された。説明因子は、労働時間/週、通勤時間/日、職業的ストレスの6つのサブスケール、年齢層、子供の有無、職種、学校の種類、学校の都市性であった。

結果

In total, 41.7% of men and 44.0% of women were classified into the insomnia group. The insomnia group spent more time preparing for lectures, and a significant association was observed between insomnia and long working hours and commuting time. Results of multivariate logistic regression analysis showed that long working hours, long commuting time, and urbanicity of the school were statistically significantly associated with insomnia.

合計すると、男性の41.7%、女性の44.0%が不眠症群に分類された。不眠症群の方が講義準備に費やす時間が長く、不眠症と長時間労働・通勤時間との間には有意な関連が認められた。多変量ロジスティック回帰分析の結果、長時間労働、長時間通学時間、学校の都市性が不眠症と統計的に有意に関連していた。

るるーしゅ

るるーしゅ

全文読めないから、要因のオッズ比不明だけど、ざっくりビジアブにするとこんな感じ

るるーしゅ

るるーしゅ

ちなみに不眠症の評価はアテネ不眠尺度(AIS)で評価しているみたいだね

アテネ不眠尺度(AIS)について

世界保健機関(WHO)による「睡眠と健康に関する世界プロジェクト」が作成した世界共通の不眠症判定法で、過去1カ月間に少なくとも週3回以上経験した項目(8項目)を0~3の4段階で評価。

これが6点以上だと不眠症であると判定するみたいなやつです

40%超えているってすごいですね…とはいえ、この研究結果は日々の業務にどう生かせばいいんですか?

メガネ

メガネ

るるーしゅ

るるーしゅ

保険番号で公立学校の先生なら、睡眠に関するフォローをしたり…あと、一般化は出来ないんだけど、私が新人の時に先輩にこう言われたことがあってさ

学校の先生への服薬指導は気をつけなさい

どういうことですか?

メガネ

メガネ

るるーしゅ

るるーしゅ

わたしが最初に勤めた薬局は色々アレだった部分もあるけど、トラブルになる職種の患者さんで教員というのが結構多かったんだ。

G Hisler, A Miller, Z Krizan. 0276 Does Losing Sleep Unleash Anger? Sleep, 2020; 43 (Supplement_1): A105 DOI: 10.1093/sleep/zsaa056.274

るるーしゅ

るるーしゅ

それで、何故教員とトラブルになることが多いのかな?と思ったら、睡眠不足の一人は怒りやすいという論文もあってさ

確かに事情が分かると、配慮できる部分ありそうですもんね

メガネ

メガネ

結論

学校の先生の勤務状況はけっこうブラックな印象で、不眠症になっている可能性も高いです。
わたしも二児の父親で小学校通わせていますが担任の先生には優しく接しようと思います。

るるーしゅ

るるーしゅ

その他にも、もし自分ならどのようなことが出来るかな?と考えてみてほしいな(そして出来れば教えてほしい)

なんかすごい煽り文句で記載しましたが、若い薬剤師の方々が自分のキャリアについて考えてほしいなと思っています。

それは、薬剤師免許だけあれば食べていけるというのも、今後は難しくなっていくからです。

東京などの大都市では、売り手市場から買い手市場へシフトしていて、今までのように何の実績もない薬剤師が好待遇で働き場所が見つかるということはなくなってきています。

もちろん数年で急に免許だけでは雇ってもらえないという事態になる可能性は低いですが、若手薬剤師の皆さんはあと20~30年は薬剤師として働きますよね?

新卒で入社した職場が、大学時代のインフルエンサー的な立場な人が勧めていたからという理由で決めたという若い薬剤師の方が最近増えたことも知っています。

わたし自身、それが悪いとは思いません(だって判断材料少ないですし、赤信号みんなで渡れば怖くないって思いますもんね)

ただ働いてみて、自分の薬剤師としての働き方をしっかりと考える機会が必要だと思います。

薬剤師としての働き方も十人十色で、色々あると思います。薬剤師としてのやりがいを重視する人お金を稼ぐための手段でしかないと割り切っている人など正解はないと思います。

自分がどの程度の生活水準で生きていきたいのか?(休みや食事、旅行、車、ブランド品など)、言い換えると自分の幸せとは何か?ということをしっかりと考えてください。

これをしっかり考え抜いたうえで、じゃあ今後、必要とされる(市場価値の高い)薬剤師はどうなんだろ?そのために今から出来ることは何だろう?と考えてみてください。

るるーしゅ

るるーしゅ

対人業務をしっかりと出来ている薬剤師は市場価値が高いと思います。(服用薬剤調整支援料の算定実績が内容を伴っている)

今いる職場はダメだから転職!と安易に思う方がいるかもしれませんがよく考えましょう。

環境を理由すると自分に非がないように思ってしまうかもしれませんが、その選択をしたのはあなた自身です。結局、転職先でも同じように環境を理由にして、転職を繰り返す薬剤師になってしまうかもしれません。

今いる職場で、自分をどう高めていけるかを考え抜いたうえで、やっぱり今の職場のままではダメだとなった場合に転職というのが頭に浮かぶことが望ましいです。

若いうちにキャリアビジョンを描いておくと、日々のこなす作業の見え方が変わってきます。こういう若手はよく成長し、周りと差がついてきます。
(私自身、そういう若手をまとめて指導する立場なので身をもって体感しています)

働いてから今まで、自分の働き方について考えたことがないという方は是非とも一度キャリアについて考えてみてください。
(参考:薬剤師のキャリアを考える上で知っておきたい10のコト

あと安易な転職はしないようにと言いましたが、自分の市場価値を調べたりする転職活動はしてもいいです(当たり前ですが…)

自分のキャリアの相談や、転職エージェントと仲良くなっていくことで有利になることがありますので、よければ利用してみてください。(下記にオススメの転職エージェントをのせます)

ただ転職エージェントの方にすべてお任せというのはダメですからね(汗)

オススメの転職支援サイト

その他にも薬剤師の働き方について記事を書いていますので参考にしてみてください

薬剤師の働き方について – KUROYAKU

るるーしゅ

るるーしゅ

転職サイトの比較で、どこを見てもオススメしている2社新鮮味がないかもしれませんが、オススメなんてそんなもんです。

~ブログランキングに参加しています。もしよろしければ下記の画像のクリックお願い致します~

るるーしゅ

るるーしゅ

アラフォーの薬剤師です。
若手薬剤師がもっと活躍できるようにタメになる知識や心構えなどを伝えていきます。
初めてのかたへ

カテゴリー:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA