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常勤薬剤師が1人で地域支援体制加算を取得している店舗ってどれくらいあるのか調べてみた

今回のテーマは、地域支援体制加算を取得している薬局の中で、常勤薬剤師が1人だけの場合、それがどれほどの割合を占めているのか、という調査です。

地域支援体制加算の取得要件として、24時間調剤や在宅対応体制の整備などが挙げられますが、これらは常勤薬剤師が1人だけという状況では実現が難しいかもしれません。そうした疑問から、この調査を行うことになりました。

さらに、今後の地域支援体制加算の取得要件として、地域連携薬局の要件が追加される予定です。そして、厚生労働省は今年度、休日・夜間に対応していない地域連携薬局の実態を調査する予定です。

調査方法

調査方法としては、厚生局に届け出されている施設基準の届け出状況及び薬局の開設者情報をデータとして使用します。データは2023年6月に取得したデータです。(2023年5月もしくは6月時点のデータという意味です)

このデータから、地域支援体制加算1~4を取得している薬局のなかで常勤薬剤師が1人のみ(非常勤薬剤師は0)の店舗を抽出します。

ちなみに地域支援体制加算の要件をしめしておきます。

調査結果

日本全国の薬局61,004軒中、地域支援体制加算を取得していたのは、22,323軒であった。

また常勤薬剤師が1人のみで非常勤薬剤師の届け出がない薬局は、61,004軒中4047軒でした。

・・・この時点で、この調査があまり意味のないものに変わってしまったことに気づいた瞬間ですね。

実際は1人薬剤師だけど、なにかあったときのために非常勤薬剤師で誰かを登録してたりみたいなことを多いため、常勤薬剤師1人のみの薬局という条件を取得することができませんでした(残念)

とはいえ、一応やっておきましょう。

常勤薬剤師1人のみの正真正銘の1人薬剤師の薬局4047軒中、地域支援体制加算を取得していたのは…

381でした。(割とありましたね)

常勤薬剤師1人のみ件数
地域支援体制加算1226
地域支援体制加算2149
地域支援体制加算36

一応、常勤薬剤師1人、非常勤薬剤師1人の状況もみておきましょうか。

常勤1人と、パート1人でも結構大変ではないかなと個人的には思いますが、案外いけるもんですかね。

常勤薬剤師が1人のみで非常勤薬剤師1人の薬局は、61,004軒中3606軒でした。

その中で地域支援体制加算を取得していたのは、601店舗でした。

常勤薬剤師1人、非常勤薬剤師1人件数
地域支援体制加算1285
地域支援体制加算2283
地域支援体制加算324
地域支援体制加算49

地域支援体制加算4を取得しているところもありますね。

アイセイ薬局、アイプラス薬局、アイン薬局が4つ、なの花2つ、日本調剤が1つですね。

るるーしゅ

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アイプラス薬局はどこの傘下なんだろ…

まとめ

今回はどうでもいい企画のひとつですが、地域支援体制加算の取得状況について常勤薬剤師1人でも取得できるのかを検討してみました。

基本料1の薬局がメインですが、1割程度では取得出来ていることがわかりました。

在宅24件はけっこう大変な気もしますが、できているところは出来ていますので、この情報をどう利用するかはお任せします。

るるーしゅ

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今度はSNS等で有名な薬剤師の薬局の機能情報から色々と分析してみるとかやってみようと思います。

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るるーしゅ

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るるーしゅ

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薬局薬剤師です。
若手の薬剤師教育や学会発表、論文投稿などに興味があります。
m3や雑誌への寄稿や、某大学非常勤講師歴もあります。
ファクトベースで物事を話さない(=感覚でものを言う)人は苦手です。
今後の業界の変化に対応できるように、業界情報や専門的なスキル、そして薬剤師としての働き方などについて情報発信していきます。
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