おくすりの量、多くないですか?うちの子、6歳じゃないんですけど…

薬局薬剤師の日常

今回は子どもの処方箋あるあるになります。
服薬指導の際に患児の母親より、「今回のお薬の量、多くないですか?」と質問されることがあります。
このことに関しては知っているか知らないかだけの話なのですが、母親の立場で考えるとどうだろう?ということも考えみてください。
こういった一般の立場で不安に思うことに対して的確に回答し、患者さんの抱える不安を取り除くとともに何でも気軽に相談してもらえる薬剤師になってほしいです。



処方箋の備考欄の6歳のヒヤリハット


今回の備考欄の6歳の記載について

メガネ
へーこういうこと聞かれることあるんですね
るるーしゅ
そうだよ、小児科とか耳鼻科の処方箋を多く受け付ける薬局ではあるある事例だと思うよ
処方箋の備考欄の6歳の意味は?
未就学児であることを意味しています。
(未就学児の一部負担金は2割であるため)
るるーしゅ
また薬剤師として意識してほしいのは、この母親の質問の背景には一体なにがあるかだよね
メガネ
背景といいますと?
るるーしゅ
こどもの粉薬やシロップは量の多い少ないっていうのが一般の方では全く見当がつかないということ。
そして自分の薬より、こどもの薬のほうが余計に不安に思ってしまう。
こういう気持ちに共感したうえで対応すると、この薬剤師さんはよくわかってくれるなーと思ってもらえるかもしれない
わたしの回答例
母親「今回のお薬の量、多くないですか?」
るる「お子さんの体重○○kgですよね?量は問題ないと思いますが…なんで量が多いのでは…と思ったのですか?」
母親「うちの子、3歳なのにここに6歳って書いてあるから」(処方箋の備考欄を指さす)
るる「あーなるほど、ここに6歳って書いてあるから6歳の子のおくすりの量になっていないかなって不安に思ったんですね。確かに子どもの薬の粉薬やシロップ剤だと量が多いとか少ないとか判断難しいですもんね」
母親「そうなんですよね、病院も混んでいるから先生も大変だろうし」
るる「そうですよね、でも安心してください。この6歳って記載は○○君が6歳だからって意味ではなく、6歳未満(未就学児)ですよっていうことを意味するものなのです」
母親「へぇー知らなかったです」
るる「普通は知らないですし、薬剤師でも子どもの処方箋うけていないと知らない薬剤師もいたりしますからね。またなにか気になることございましたら気軽に聞いてくださいね」