☛ 初めての転職で不安な薬剤師の方はコチラを!

PDCAじゃなくてPPDACサイクル、データに基づいて問題解決する場合には意識しましょう

2 min 160 views

今回はデータに基づいて問題解決するための考え方としてPPDACサイクルを紹介いたします。
おそらくPDCAサイクルは耳にしたことがある方が多いと思いますが、PPDACサイクルは初めてという方も多いのではないでしょうか?

言ってみれば、薬剤師の薬歴記載のSOAPなどの時に出てくるPOS(Problem Oriented System):問題志向型システムとほとんど同様なのですが、個人的にはこのPPDACサイクルは思考が整理されるので使い勝手がいいと思います。

PPDACサイクルについて

PPDACサイクルは、1990年代に作られたデータ分析による課題解決マネジメントサイクルです。

以下の5つのステップで構成されています。

  •  P(Problem):課題の設定
  •  P(Plan):調査・分析の計画
  •  D(Data):情報収集(データを集めたり、ヒアリングしたりする)
  •  A(Analysis):情報の整理・集計・分析・数理モデル構築など
  •  C(Conclusion):とりあえずの結論

ちなみにPOSは以下の通りです。

  1. 情報収集
  2. 問題の明確化
  3. 解決のための計画立案
  4. 計画の実施

どうですかね?個人的には似ていると思うのですが、POSよりPPDACのほうが分かりやすいかなと感じます。
というのもPOSだと「情報収集」が先頭にきているため、「どういった課題があるから情報収集しようと思っているのか?」というのが抜けていて情報収集がマニュアルみたいになってしまうように感じるからです。
(うちの会社だけの問題なのかもしれませんが…)

慢性疾患のDo処方などは、その典型的でDo処方だからという理由で情報収集が疎かになっているように感じます。PPDACサイクルで考えると、

P:Do処方の患者に薬剤師として必要なかかわるポイントは?
P:くすりの効果がでているか、くすりの副作用はでていないか等
D:患者への服薬指導の際の聞き取り
A:聞き取ったデータを添付文書、ガイドライン等で評価する
C:評価した結果に基づき、行動する

こんな感じです。

この過去記事なんかそのPPDACサイクル使って、結論をだしていると思います。

P:GEの流通による薬局の加算への影響は?
P:厚生局の加算の届け出から評価
D:3月と6月の近畿厚生局の届け出データを使用
A:後発加算の届け出状況の数を比較
C:2021年6月時点では加算への大きな影響はなさそう

こんな感じで、こういうフレームワークでこういった結論に至ったよというのは、周りにも伝わりやすいと思います。また結論に対して異なる意見を持つ場合にも、どこがおかしいからといった議論もしやすいですよね。

S:いつもと同じです。くすり飲めています。
O:Do処方
A:Comp良好、SE(-)
P:引き続き副作用を注視し経過観察

こんな感じだと、どういうやり取りがあって問題なしと判断したのか伝わらないですよね(汗)

またうちの管理職クラスが意外と多いのが、数字を使えていないんです。

ジェネリック推進の進捗がうまくいっていない理由に、「日医工の流通が原因です」とか「都内なので先発品志向の人が多いんです」というとりあえずの結論を出しているのですが、その結論にいたったデータがないため、どうしたもんかな…となります。

管理職クラスの人は、感覚でものを言わずに、数字を使って話せるようにしてください、マジで…

最後のほう、会社に対して愚痴も言いましたが、是非ともこのPPDACサイクルを意識してみて行動するようにしてみてください。

SNSなどでも薬剤師は、感覚でものを言っていることを目にします。

問題に対して、どのようなデータがあれば周りにも受け入れられる結論を出せるか?、これを意識して行動していくと薬剤師もよりよい方向にいくのではないかなと思います。

なんかすごい煽り文句で記載しましたが、若い薬剤師の方々が自分のキャリアについて考えてほしいなと思っています。

それは、薬剤師免許だけあれば食べていけるというのも、今後は難しくなっていくからです。

東京などの大都市では、売り手市場から買い手市場へシフトしていて、今までのように何の実績もない薬剤師が好待遇で働き場所が見つかるということはなくなってきています。

もちろん数年で急に免許だけでは雇ってもらえないという事態になる可能性は低いですが、若手薬剤師の皆さんはあと20~30年は薬剤師として働きますよね?

新卒で入社した職場が、大学時代のインフルエンサー的な立場な人が勧めていたからという理由で決めたという若い薬剤師の方が最近増えたことも知っています。

わたし自身、それが悪いとは思いません(だって判断材料少ないですし、赤信号みんなで渡れば怖くないって思いますもんね)

ただ働いてみて、自分の薬剤師としての働き方をしっかりと考える機会が必要だと思います。

薬剤師としての働き方も十人十色で、色々あると思います。薬剤師としてのやりがいを重視する人お金を稼ぐための手段でしかないと割り切っている人など正解はないと思います。

自分がどの程度の生活水準で生きていきたいのか?(休みや食事、旅行、車、ブランド品など)、言い換えると自分の幸せとは何か?ということをしっかりと考えてください。

これをしっかり考え抜いたうえで、じゃあ今後、必要とされる(市場価値の高い)薬剤師はどうなんだろ?そのために今から出来ることは何だろう?と考えてみてください。

るるーしゅ

るるーしゅ

対人業務をしっかりと出来ている薬剤師は市場価値が高いと思います。(服用薬剤調整支援料の算定実績が内容を伴っている)

今いる職場はダメだから転職!と安易に思う方がいるかもしれませんがよく考えましょう。

環境を理由すると自分に非がないように思ってしまうかもしれませんが、その選択をしたのはあなた自身です。結局、転職先でも同じように環境を理由にして、転職を繰り返す薬剤師になってしまうかもしれません。

今いる職場で、自分をどう高めていけるかを考え抜いたうえで、やっぱり今の職場のままではダメだとなった場合に転職というのが頭に浮かぶことが望ましいです。

若いうちにキャリアビジョンを描いておくと、日々のこなす作業の見え方が変わってきます。こういう若手はよく成長し、周りと差がついてきます。
(私自身、そういう若手をまとめて指導する立場なので身をもって体感しています)

働いてから今まで、自分の働き方について考えたことがないという方は是非とも一度キャリアについて考えてみてください。
(参考:薬剤師のキャリアを考える上で知っておきたい10のコト

あと安易な転職はしないようにと言いましたが、自分の市場価値を調べたりする転職活動はしてもいいです(当たり前ですが…)

自分のキャリアの相談や、転職エージェントと仲良くなっていくことで有利になることがありますので、よければ利用してみてください。(下記にオススメの転職エージェントをのせます)

ただ転職エージェントの方にすべてお任せというのはダメですからね(汗)

オススメの転職支援サイト

その他にも薬剤師の働き方について記事を書いていますので参考にしてみてください

薬剤師の働き方について – KUROYAKU

るるーしゅ

るるーしゅ

転職サイトの比較で、どこを見てもオススメしている2社新鮮味がないかもしれませんが、オススメなんてそんなもんです。

~ブログランキングに参加しています。もしよろしければ下記の画像のクリックお願い致します~

るるーしゅ

るるーしゅ

アラフォーの薬剤師です。
若手薬剤師がもっと活躍できるようにタメになる知識や心構えなどを伝えていきます。
初めてのかたへ

カテゴリー:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA