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アポハイドローション 20%はどんな薬か?
アポハイドローション 20%は、原発性手掌多汗症治療剤に分類される塗り薬です。手のひらの多汗症を抑える効果があり、皮膚から吸収されて発汗を促す物質の働きをブロックします。
アポハイドローション 20%を使う前に、確認すべきことは?
- 禁忌患者
- 閉塞隅角緑内障の人
- 下部尿路閉塞疾患による排尿障害のある人
- 心臓に重篤な障害がある人
- 腸閉塞または麻痺性イレウスのある人
- 重症筋無力症の人
- アポハイドローションの成分に過敏な反応があった人
- 注意患者
- 下部尿路閉塞疾患や甲状腺機能亢進症などの状態がある人
- 塗布部位に創傷や湿疹・皮膚炎がある人
- 腎臓や肝臓に重篤な障害がある人
- 妊婦や授乳中の人
- 薬物間相互作用に注意が必要
アポハイドローション 20%の用法や用量は?
成人の通常の使用量は、ポンプを5押し分、1日1回就寝前に手のひらに塗布します。塗布前後の注意事項を守り、過量使用や使用し忘れた場合の対処方法に注意してください。
アポハイドローション 20%の服薬中の注意点は?
- 抗コリン作用による眼の調節障害やめまい、眠気などに注意
- 発汗抑制による熱中症のリスク
- 消化管運動低下による消化器症状
アポハイドローション 20%の重大な副作用および初期症状は?
- 血小板減少:鼻血や歯ぐきの出血、あざができやすい
- 麻痺性イレウス:便やおならが出にくい、吐き気やお腹が張る
- 尿閉:尿が出にくい