≫【2024年度版】薬剤師向け転職サイトの賢い使い方

「私、転職したほうがいい?」今の職場のまま働き続けることに不安を感じた薬剤師へのアドバイス

若手薬剤師が今の職場のままでいいのか不安に思ったら

今後の薬剤師の需給予測を見ても、薬剤師過剰時代に突入します。薬剤師は都市部に偏在しているため、都市部では薬剤師が過剰になっており、派遣やパート薬剤師はもちろん、正社員の雇用も難しくなっています。
(参考:薬局薬剤師の業界も売り手市場から買い手市場へ – KUROYAKU

そんな状況が迫っている中で、若手の薬局薬剤師のかたが「自分はこのままでいいのかな?」と不安を感じるのは自然なことだと思います。

るるーしゅ

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こういった情報をいち早く入手し、行動にうつしている方も多くいます。

少しでも、「このままでいいのかな?」と思ったら、これからのあなた自身の薬剤師としての働き方についてマジで考えてほしいです!!

何故、薬剤師としての働き方を考える必要があるのか?

なぜ、今、薬剤師としての働き方について考える必要があるのかというと、今、薬剤師(特に薬局、ドラッグストア)の業界が大きく変化をしているからです。

大きな変化の要因としては2つあります。
1つは薬機法改正による専門医療機関連携薬局地域連携薬局について今年から始まります。
そしてもう1つは、新型コロナウイル感染症により薬剤師の需給バランスが崩れ、売り手市場から買い手市場へ変化しているためです。

専門医療機関連携薬局地域連携薬局

まずこの二つの薬局が何故、働き方を考える上で重要かというと、これからの時代も淘汰されにくい薬局だからだと思います。

まず専門医療機関連携薬局には、医療薬学会の地域薬学ケア認定薬剤医(がん)もしくはJASPOの外来がん治療認定薬剤師が必要になってきます。

どちらの資格も、組織の力を借りずに個人の力だけで取得するのはまず無理だと思います。

なので現実的には、地域連携薬局が重要になってきます。そして地域連携薬局に必要とされる薬剤師の条件としては健康サポート薬局研修を受講しておくことが条件になってきます。(その他にも対人業務の実績も必要になると思います)

  • 健康サポート薬局研修を受講できていますか?
  • 服薬情報提供料算定できていますか?
  • 在宅へいっていますか?
  • 退院時カンファレンス参加できていますか?
  • 服用薬剤調整支援料算定できていますか?
  • 外来服薬支援料算定できていますか?
  • 乳幼児、ハイリスク加算算定できていますか?

対物から対人へといっていても現状の薬局の収益は、基本料や調剤料といった対物業務のほうが多いです。ただ今後は上記に挙げている対人業務のほうにシフトしていくのは間違いありません。

そのため、国が加算をつけている業務について、知識やノウハウ、実績を持っていることが強みになります。

るるーしゅ

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どこの薬局でも働いていける力を身につけておくと安心です

売り手市場から買い手市場へ

はい、新型コロナの影響で処方箋枚数が1~2割減です。薬局が多い都市部で特に影響が大きいため、都市部では薬剤師余りがでています。

るるーしゅ

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新卒がたくさんとれる大手チェーンは、中途薬剤師の獲得はほぼしていないと思います。(優秀な人材は除く)

そのため、今まで人手不足だった中小の薬局に薬剤師が充足していっています。
さて、今まで人手不足でやりたいことができなかった組織が人手不足から解消されると何をするでしょうか?

それは、理想の薬局作りですね。

薬剤師の教育だったり、人事制度の見直しなどをして、理想の薬局を作ってきます。
(邪魔な薬剤師をやめさせるチャンスだったりもします)

薬局も生き残りをかけて、色々と準備しています。

さて、このような変化している中で

「あなたは何ができる人ですか?」

この質問に自信をもってこたえることができないのであれば、今後、必要とされない薬剤師になってしまうかもしれません。

必要とされない薬剤師にならないように

必要とされない薬剤師にならないようになるために、これからの薬剤師としての働き方を考えることが重要です。

薬剤師に限らず医療職に多いのが、市場価値を無視して、スキルとモチベーションの全振りしている方ですね。

  • 組織があなたに何を求めているのか?
  • 社会が薬剤師に何を求めているのか?

この市場価値を意識しないで、自分のやりたいことだけを頑張っていても、組織から必要とされません

給料なんて気にしないというなら、それでも構わないのですが、実際は給料も気になって「自分より薬の知識がないのに、自分より高い給料もらっていて許せない」と絡んできたりする薬剤師はいます。

るるーしゅ

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雇われ力を高めることで、必要とされる薬剤師になれば、やりたいことも出来るようになってきます。

この市場価値、スキル、モチベーションの3つのなかで個人的に軽視していいのは、モチベーションだと思います。
以前も紹介しましたが、最初は面白くないと思っていたけど、やって出来るようになってきたら面白くなってきたっていうこと沢山ああるので、若いうちはとりあえず騙されたとおもってやってみるというのはアリだと思います。

スキルは、一朝一夕で身につくものでもなく、ある程度の時間が必要になりますし、知識だけの頭でっかちでもダメです。知識だけではなく、経験も積むことが重要です。そして、その知識と経験が、今後も社会や組織で重宝されるものだと最高です。

今後の市場価値を踏まえて、今なにをすべきか考えてみてほしいです。

あまり若手の薬剤師にネガティブなことは言いたくないのですが、現状、薬局薬剤師の社会での立場は崖っぷちです。

私としては、もっと日本の薬剤師も出来るよ!と思っていますので、是非とも自分に合った職場を見つけて、薬剤師として充実した日々を過ごしてほしいです。

るるーしゅ

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薬剤師としての働き方については上記カテゴリー内に色々書いていますので参考にしてみてください。

自分の働き方について相談したいという場合は?

今回の記事を読んで、「ちゃんと考えなきゃなー」と口にだして終わってしまう若手薬剤師の方、多いと思います。おそらく、周りの薬剤師が考えていない(危機感がない)というのも要因かと思いますが、他人は他人としっかりと割り切ったほうがいいです。

働き方は人それぞれです。どのような働き方をするのかは、どのような生活の質で生きていくのかと同じです。

ブランドのバッグを買いたいや美味しいものを食べたい、カッコイイ車に乗りたい、高層マンションに住みたい、ティーカッププードルを飼いたい、海外旅行によく行きたい、子どもには色々習い事させてあげたいなど、欲をあげればキリがないです。

それとは別に、「人は日に米は三合畳は一畳あれば十分」みたいな考え方もあるでしょうからね。

また薬剤師は金持ちの子どもってパターンもよくあったりもしますよね(私は貧乏です)

「ちゃんと考えなきゃなー、でも何をしたらいいんだろう?」ってなる方は、誰か(友人や先輩)と話してみるのがいいと思います。

今の自分、こうこうこういう理由(なるべく詳細に)で不安なんですが、このままでいいと思いますか?みたいな感じでいいと思います。
(わたしも何人からかツイッターのDMにて相談にのったことあります)

とはいえ、友人や先輩、そして私のアドバイスもしょせん素人ですし、そもそも本音で自分の弱い所をみせられなかったりすると思います。
また周りに相談できる友人、先輩がいないという方もいるのではないでしょうか?

さて、この場合はどうしましょうか?

・・・その道のプロに相談しましょう。

キャリア相談のプロとは?

キャリア相談のプロに相談してみるのが一番だと思うのですが、心当たりいますか?

薬剤師の業界情報に詳しい上に、進路や職業で悩みを抱える相談者に対して、相談者自らがベストなキャリアを積めるようなアドバイスをしてくれる人です。

こんな人いたら、相談したいですよね。そして、なんと無料で相談にのってくれます。

・・・それは、転職エージェント(人材紹介会社)です!

いや、これからの働き方を相談したいだけで、別に転職を考えているわけではない

と思うかもしれませんが、これからのキャリアの相談だけすることも可能です。

るるーしゅ

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ちゃんとウェブサイトに相談だけでもOKですと書いてありますからね

下記はマイナビ薬剤師のQ&Aです。

ちなみにマイナビ薬剤師に限らず、多くの転職エージェントは相談だけすることも可能です。
転職エージェント側としては、あなたの理想とする薬局像を知るだけでも十分に価値があるのです。

とはいえ、人材紹介会社の方たちのビジネスモデルは、あなたに案件を紹介して、転職してもらうことで紹介先の会社から仲介手数料をもらうので、あからさまに「転職は考えていないけど、キャリアの相談にのって情報だけください」といった感じは、あまり感心できません。

るるーしゅ

るるーしゅ

他人を道具としか思っていない方は、他人からも道具としか思われませんからね

今すぐ転職したいというわけではわけではないが、今のままでいいのか不安なのでサポートしてほしいです。その結果、転職したほうがいいなら、転職も考えます。

こういったスタンスでいったほうがいいと思いますし、上記の内容は嘘ではないと思います。
最後におすすめの転職エージェントを紹介します。

\ 悪質な転職サイトは利用しないで /

薬剤師が転職する際に利用する人材紹介会社(転職エージェント)、どこも同じだと思っていませんか?

現在、国は医療の分野において紹介料目当てで頻繁な転職を促す悪質な人材紹介会社への対策を強化しています。

るるーしゅ

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悪質な人材紹介会社の利用は、ミスマッチする可能性が高いです。

このような悪質な人材紹介会社には絶対に相談してはダメです!!(悪質とは言っても国の許可を得ているという矛盾もありますが…)

薬剤師が、キャリア相談や転職時に、転職エージェントを利用する場合は、適正な有料職業紹介事業者の認定を受けている転職エージェントを利用しましょう。

薬剤師の分野で優良認定を受けているところは、ファルマスタッフ、その他数社とまだ少ないです。

悪質な人材紹介会社がどこか分かれば対策しやすいのですが、そのような情報はなかなか表に出てきません。なので我々としては、優良認定を受けているところを優先するのが望ましいでしょう。

るるーしゅ

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どこを選ぶかも重要ですが、転職エージェントをどのように付き合うかも重要です。

るるーしゅ

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キャリアの相談するなら、ファルマスタッフが規模が大きく、業界情報も豊富ですからオススメです。
コロナ禍なので、ウェブでの相談も可能ですし

\ 薬剤師の転職相談満足度96.7% /

るるーしゅ

るるーしゅ

今の職場で働き続けていいのか悩んだら、まずはファルマスタッフの専門家に相談してみることが大切です。

転職サービスに登録したからといって、必ず転職しなければいけないわけではありません。

まずは転職市場に自分を出してみて、どのくらいの会社からオファーがもらえるのかを確認してみるといいです。

そのうえで魅力的なオファーがあれば転職を考え、見つからなければ現職でのスキルアップに注力するという選択もあります。

自分がどうなりたいのか、どうなれるのかを常に考えながら、目の前の仕事を通じてキャリアを形成していくことが大切です。

まずは目の前の仕事においてできることと、自分自身の市場価値を確かめることから始めてみるのがよいと思います

るるーしゅ

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私自身も不安があり、客観的な視点でプロに評価してもらい、選択肢が広がりました。(記事はコチラ

💊 ファルマスタッフ

公式 https://www.38-8931.com/

今、国は悪質な転職サイトの規制を強化しています。転職サイト利用の際は、ファルマスタッフのような優良認定を受けているところを利用しましょう。

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るるーしゅ

るるーしゅ

薬局薬剤師です。
若手の薬剤師教育や学会発表、論文投稿などに興味があります。
m3や雑誌への寄稿や、某大学非常勤講師歴もあります。
ファクトベースで物事を話さない(=感覚でものを言う)人は苦手です。
今後の業界の変化に対応できるように、業界情報や専門的なスキル、そして薬剤師としての働き方などについて情報発信していきます。
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