薬剤師として働く皆さん、「薬剤師免許さえあれば安泰」という時代は終わりを迎えています。需要と供給のバランスが大きく変わり、もはや「免許だけの薬剤師」が淘汰される時代がすぐそこに迫っているのです。この記事では、薬剤師の需要と供給の現状を分析し、これからの時代を生き抜くための具体的な戦略について解説します。
なお、本内容は動画でも解説しています。
目次
免許だけの薬剤師は淘汰される時代がやってくる?
地域連携薬局、専門医療機関連携薬局という認定薬局の制度がスタートし、薬局を取り巻く環境は大きく変化しています。業界内では「6万」という数字で「そんなにいらない」と言われているものの中に、MRの数と薬局の数があります。最近の業界紙によれば、すでにMRの数は減少し始めており、薬局も同様に今後数が減っていくことは間違いないでしょう。
薬局が淘汰されていく時代がやってくるということは、薬剤師にとっても「今の働き方のままでこの先もやっていけるわけではない」ということを意味します。しかし、現場で働く多くの薬剤師、特に若手や中堅の管理薬剤師クラスにもこの危機感が十分に伝わっていないのが現状です。
なぜ現場の薬剤師はそういった情報を知らないんでしょうか?

オカメインコ

ポッポ先生
主な理由としては、(1)日々の業務が忙しく情報収集する時間的余裕がない、(2)経営層から情報が落ちてこない、(3)職人という認識のためビジネスマン思考がなく興味がない、といった点が挙げられます。特に小規模薬局では経営層自体が情報を持っていないケースもあります。
この記事では、なぜ薬剤師が淘汰されてしまう時代がやってくるのかを、データと具体例を交えながらわかりやすく説明していきます。現場で働く薬剤師の皆さんに、業界の現状と将来の見通しを正しく理解していただければ幸いです。
薬剤師の需要と供給の現状~売り手市場から買い手市場へ~
調剤だけしかやっていない薬局は退場させたい
薬局薬剤師の現状は、実は崖っぷちと言っても過言ではありません。医薬分業については、医師会だけでなく、患者側や保険者側からも厳しい指摘を受けています。しかも、このことに薬剤師自身が危機感を抱いていないのは、非常に危険な状況です。
2019年5月の中医協(中央社会保険医療協議会)の会議では、健保連理事の幸野氏が次のような発言をしています:

幸野
調剤以外の付加価値を持たない薬局は今後、自然に淘汰されていくような診療報酬上の対応を取るべき
また、薬機法改正の議論の際にもCOML理事長の山口育子氏も同様の見解を示しています。
最低限しかやっていない薬局が、それだけで経営していける仕組み自体が問題

山口
さらに2022年の中医協でも幸野氏は「対物業務だけで経営が成り立っていけるような状態は問題だ」と改めて指摘しています。
つまり、処方箋を受け付けて薬を渡すだけでは、もう生き残れないということですね?

オカメインコ

ポッポ先生
その通りです。これからは対物業務(薬の調剤)だけではなく、対人業務(患者さんへの服薬指導や他職種との連携)に価値を見出せない薬局は、診療報酬の改定などで徐々に淘汰される方向に進むと考えられます。
薬局業界は爛熟期へ

薬局業界は、成熟期から爛熟期へと移行していると一般的に言われています。この段階では、今後さらにM&A(合併・買収)の活動が活発化していくと予想されています。
実際に、ファーマシィがアインに買収されたり、スギ薬局がI&H(阪神調剤)を買収したり、トモズと薬樹が合併したりと、業界の再編がすでに進んでいます。
薬局業界はしばしばコンビニエンスストア業界と比較されます。コンビニ業界では、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手チェーンが市場を寡占化していますが、薬局業界では大手チェーンの寡占化がまだ十分には進んでいないのが現状です。上位10社の薬局チェーンが業界全体に占めるシェアは、コンビニ業界に比べるとはるかに低い水準にあります。


ポッポ先生
この状況を考えると、薬局業界の競争構造は今後大きく変わる可能性が高く、様々な企業がM&Aを活用して市場シェアを拡大していくでしょう。ドラッグストア業界のように、大手による寡占化が進むと考えられます。
薬局の適正数は?
これまでの説明で、最低限のサービスしか提供できない薬局は経営が厳しくなり、薬局業界も再編が進むことを見てきました。では、日本における薬局の適正な数はどれくらいなのでしょうか?
明確な数字は示されていませんが、業界内では一般的に2万5千軒から3万軒程度ではないかと言われています。これは現在の薬局数(約6万軒)の半分程度です。
また、地域連携薬局や健康サポート薬局も考慮する必要があります。これらの認定薬局は、中学校区域ごとに少なくとも1軒ずつあることが望ましいとされています。日本の中学校の数は約1万校なので、地域連携薬局が1万軒、健康サポート薬局が1万軒、その他の薬局が1万軒という構成が、今後生き残る薬局の形になるかもしれません。
薬局の数が半分になったら、処方箋を応需する薬局の負担は増えるのでしょうか?

オカメインコ

ポッポ先生
現在の年間処方箋枚数は約8億枚です。これを3万軒の薬局で分担すると、1軒あたり月間約2,200枚の処方箋に対応することになります。つまり、生き残る薬局はより多くの処方箋を扱う必要があり、効率化と質の向上の両立が求められるでしょう。
薬剤師の将来の見通し
薬剤師は将来的に過剰になる?

続いて、日本の薬剤師の数の問題について見ていきましょう。最新の薬剤師需給予測によれば、すでに需要総数より供給総数が上回っており、需要<供給の状態になっています。さらに新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、処方箋枚数の減少(特に都市部で顕著)が起こり、都市部ではすでに「薬剤師余り」の現象が出始めています。

実際に、薬局薬剤師の偏在状況を示したデータを見ると、赤色で示された「過剰」エリアが増えています。これにより、薬剤師の転職市場も売り手市場から買い手市場へと移行し、業界紙などでは「転職する際は、個人の力のみで転職先を見つけるのは難しい」と言われるようになってきました。
「薬剤師の役割も変化するため、需給予測以上に薬剤師の需要が増えるのではないか」という意見もありますが、残念ながら最新の需給予測では、薬剤師の職能が拡大されても余ることが示唆されています。職能が拡大されなければ、さらに厳しい状況になるでしょう。
世界基準で見ても、日本は人口当たりの薬剤師数が多い国として知られています:
日本 | 1.81人 |
ベルギー | 1.22人 |
スペイン | 1.21人 |
イタリア | 1.10人 |
フィンランド | 1.09人 |
オランダ | 0.21人 |
日本の薬剤師の数、海外でトップじゃないですか?

オカメインコ

ポッポ先生
OECD加盟国の中では確かにトップクラスです。世界全体では3位程度と言われています。1位はモナコかモロッコだったと思います。いずれにせよ、日本の薬剤師数は国際的に見ても非常に多いのです。
今後、どんな薬剤師は生き残るのか?
これまでの内容を整理すると:
- 薬局の適正数は25,000~30,000軒程度
- 調剤だけの最低限の機能しかない薬局は淘汰されていく
- 医薬分業も爛熟期で今後はM&Aなどで薬局業界の再編が進む
- 薬剤師の就職市場も売り手市場から買い手市場へシフトしている
このような状況の中で、これからの時代に生き残れる薬剤師とはどのような存在でしょうか?答えは「市場価値が高い薬剤師」です。
薬剤師は専門的なスキルだけを重視しがちですが、どんなに薬の知識があっても社会的スキルが低かったり、社会や組織にとってそのスキルに需要がなければ必要とされません。社会や組織に必要とされる「市場価値」を高めることが、生き残るための鍵となります。
今後、市場価値が高いと評価されるものは?
市場価値が高いと評価されるスキルや経験には、どのようなものがあるでしょうか?
まず、将来的に薬局が3万軒に減少した場合、残る薬局の多くは地域連携薬局になると考えられます。その場合、他職種と連携できる能力や、対人業務の加算(服薬情報等提供料や服用薬剤調整支援料など)を取得できる能力、在宅医療の経験などが重要になってきます。

また、1薬局あたりの処方箋枚数が増えると、薬剤師4~5人体制の薬局がスタンダードになるでしょう。そうなると、各薬剤師が専門性を持っている薬局が強みを発揮すると考えられます。

ポッポ先生
認定薬局の制度も、「患者がどの薬局を選べばいいのか分からない」という問題意識から生まれたものです。複数の専門性を持つ薬剤師がいる薬局であれば、「ここの薬局をかかりつけ薬局にすれば間違いなし」と患者さんに選ばれる可能性が高くなります。
さらに言及すべき点として、能力が同等であれば若い人材のほうが市場価値は高い傾向にあります。実感としても、30代後半~40代前半の薬剤師より20代の薬剤師のほうが優秀な印象を受けることが多いです。これには、近年の薬剤師向け専門書籍の充実も一因かもしれません。
例えば、新人薬剤師に「薬剤師になって初めて自分のお金で購入した書籍は何ですか?」と尋ねると、半数くらいの人が「Fizz先生の薬局ですぐに役立つ薬の比較と使い分け100」と答えます。一昔前に比べて、良質な専門書籍が増えており、若い世代の学習環境が整ってきています。
医療機関との連携経験や在宅経験って、今の職場環境によっては得られないこともありますよね?

オカメインコ

ポッポ先生
その通りです。だからこそ若手薬剤師は「今の職場がなくなった場合、他の薬局でも必要とされる経験を持っているか」を真剣に考える必要があります。転職も選択肢の一つですし、専門資格の取得や学会参加による人脈形成も有効な手段です。
市場価値の高い薬剤師になるための具体例
市場価値の高い薬剤師になるために必要な経験やスキルについて、具体的な例を見ていきましょう。
日本調剤のニュースレターによれば、2019年9月時点での在宅医療への取り組み実績は以下の通りです:
【日本調剤の在宅医療への取り組み実績】 2019年9月時点
1.在宅患者訪問薬剤(居宅療養)管理指導の直近12カ月間実績
① 全611店舗(2019年9月時点。物販店舗を除く)中572店舗で訪問薬剤(居宅療養)管理指導の実績を計上した。
全調剤薬局店舗の93.6%にあたる。
② 実績店舗572の内、12カ月実施回数が10回以上の店舗は541店舗で全体の88.5%。2. 年間の在宅患者訪問薬剤(居宅療養)管理指導実施回数
274.289回3. 小児在宅患者(6歳未満)への訪問管理指導実績
2,795回(2018年10月~2019年9月)4. 注射薬無菌調剤設備
無菌調剤室設置店舗18店舗 クリーンベンチ設置店舗 18店舗5.全営業店舗を対象とした在宅医療集合研修(全21回、参加人数700人)を実施。
また、日本調剤は2019年度の新卒薬剤師採用数が300人と調剤チェーンの中でトップクラスです。このような組織で一通りの教育を受けた若手薬剤師と、対人業務の経験が乏しい中堅薬剤師では、仮に同じ転職市場に出た場合、採用される可能性に大きな差が出ることは想像に難くありません。

ポッポ先生
近年は大手各社も薬剤師教育に力を入れています。人員不足が解消されつつある中、教育体制を強化している企業も多く見られます。そのような環境で学んだ薬剤師と、「環境を言い訳に」対人業務を積極的に行ってこなかった薬剤師では、市場価値に大きな差が生じるでしょう。
また、薬局薬剤師に専門性が求められる中、専門資格を持つ薬剤師はまだ少数です。専門資格を持つ病院薬剤師が薬局に転職してきた場合、彼らとの競争も視野に入れる必要があります。
「薬剤師の免許は、返納または取り消されない限り持ち続けることができるが、免許を持っているだけで将来が安泰といえる時代はもはや終わった。これからは、薬剤師としての職能を最大限に発揮してやりがいを得る者だけが生き残れる時代となるだろう」(「デキる薬剤師をつくる現場の教科書」より)
これから生き残るためのいち薬剤師の戦略
重要なのは、「時代の変化に対応できる薬剤師を目指す」という強い意志を持つことです。そのためには、薬剤師を取り巻く環境の変化を加味した、中長期的な視点でのキャリア形成を実現しなければなりません。(「令和時代 薬剤師生き残りの処方箋」より)
目標を明確にすること
生き残る薬剤師になるためにまず必要なことは、目標を明確にすることです。そのためには現状の問題を把握し、「背景」「目的」「方法」をしっかりと考えることが大切です。
あなたはこれから先、どのような薬剤師になりたいのか?どのような生活水準で生きていきたいのか?これらの問いに正直に向き合うことが重要です。例えば、子どもが私立の高校や大学に通っても経済的に苦しくない生活を望むなら給与も重視すべきですが、生活にそこまでこだわりがなく独身であれば、やりがいを優先した職場選びもありえるでしょう。
顧客目線で自分という商品価値を考える思考へシフト
「会社に雇ってもらっている」という受け身の考え方から、「自分という商品を顧客(雇用主)に買ってもらっている」という主体的な考え方へシフトすることが重要です。自分の専門性、経験、人脈が市場でどれだけの価値があるのか、客観的に評価する視点が必要です。
専門性、経験、人脈というのは、先ほど言われていた「淘汰されないために持つべきもの」ですね!

オカメインコ

ポッポ先生
その通りです。個人的には、こういった情報は若手薬剤師にも知る権利があると思います。もちろん不確実な情報であり、不安を煽るため教えないという意見もありますが、知らないがために将来の選択肢を狭めてしまうのは避けたいところです。
既に薬剤師過剰時代を見据え行動している人は沢山いる
実際に、薬剤師の中には今後の業界再編を見据えて転職している人々もいます。SNSで見られる薬剤師のコメントには「業界が再編したとき、どこの企業で、どんなポジションにいるかで未来が変わる」といった意識の高い声もあります。
なるほど、動いている人は動いているんですね。

オカメインコ

ポッポ先生
そう、問題はこういった情報を知らないがために、動くか動かないかの決断ができない人たちです。「あなたの人生だから、あなた自身が決めるべき」なのです。
不安があるのなら、まずは行動すること
薬局、特にチェーン薬局で働く場合、キャリアや出世は環境に左右されることが多いものです。大型店への配属や上司との相性など、運に左右される面もありますが、今の職場に留まるかどうかはあなた自身の意志で決められることです。
もし今の職場に将来性がないと感じているのに、決断を先延ばしにしているなら、次の寓話を考えてみてください。
「ナスルディンの鍵」
ある晩、家に帰る途中の男が、街灯の下で四つん這いになっているナスルディンに出くわした。
「何か探し物ですか?」と男が尋ねたところ、「家の鍵を探しているんです」とナスルディンは答えました。
一緒に探しましょうと、二人で四つん這いになって探すのですが見つかりません。そこで男は再び尋ねました。
「ナスルディン、家の鍵を落とした正確な場所はわかりますか?」すると、ナスルディンはふたりが探していた街灯付近から10メートルほども離れた木を指さしました。
「じゃあなんでこんなところで探しているんですか?」と男は信じられない口調で尋ねてみると、
「だってここのほうが明るいじゃないですか」とナスルディンは答えました。

ポッポ先生
薬剤師は変化することに苦手意識を持つ傾向がありますが、世の中が非常に速いスピードで変化している中では、変化しないことのリスクも考えなければなりません。思っているだけでは望む未来は訪れません。変化は行動してこそ始まるのです。
このままでいいのか不安に思ったら、まずは自己認識を高めることから始めましょう。多くの薬剤師は「自己PRできるほどの資格もないモブ薬剤師」と思い込んでいるかもしれませんが、実はそうではありません。他者に相談することで、自分では気づけなかった強みを発見できることがあります。
具体的な行動としては、まず以下のステップを踏むことをお勧めします
- STEP
まず人と会ってみる
違う病院や薬局で働く友人、知人、先輩、SNS上での知り合いなど、誰でも構いません。自分の立ち位置や人生観を振り返るために、他者から見える自分を知る機会を作ることが大切です。他者からの視点で、自分の意外な一面に気づくことができるでしょう。
- STEP
転職、キャリアデザインなどの情報収集は、転職エージェントを利用
STEP 1では素人から見た自分の他者目線を発掘します。次に、専門的な視点からのフィードバックを得るために、転職エージェントの利用がおすすめです。この段階では求人応募が目的ではなく、多様化する働き方と自分の適性をプロの目で評価してもらうことが目的です
例えば、ファルマスタッフなどでは、国家資格を持つキャリアコンサルタントによる無料面談を受けることができます。
ファルマスタッフ(https://www.38-8931.com/)
逆転の発想:そもそも生き残らなくてもいいのでは?
この記事では、将来の薬剤師過剰時代でも生き残るためにはどうすべきか、という視点で書いてきましたが、別の視点として「そもそも生き残らなくてもいいのでは?」という考え方もあります。
具体的には、現時点では地方に行けば高い給料で働くことができる傾向にあります。今のうちに将来困らない分を稼いで、FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的自立と早期リタイア)のうちのFI(経済的自立)だけを達成しておくというのも、人生戦略としてはありえるでしょう。

ポッポ先生
例えば2,000万円程度貯蓄して年率10%程度で運用できれば、毎月15万円ほどは資産を切り崩さずに得られる計算になります。このような金銭的余裕があれば、将来的に薬剤師の市場価値が下がっても、柔軟な働き方を選択できるでしょう。
選択が失敗かどうかは、あくまで事後的にしかわからない。失敗につながる唯一の条件は「覚悟を決めるべき時に覚悟を決められないこと」
転職における失敗とは?転職の思考法より
まとめ:自分のキャリアを主体的に考える時代へ
この記事では、薬剤師の需要と供給の現状、薬局業界の再編、今後求められる薬剤師像などについて解説してきました。薬剤師を取り巻く環境は急速に変化しており、もはや「薬剤師免許さえあれば安泰」という時代ではなくなっています。
これからの時代に求められるのは、単なる「薬の専門家」ではなく、多職種と連携しながら患者のQOL向上に貢献できる「総合的な健康の専門家」です。そのためには、継続的なスキルアップと自己研鑽が欠かせません。

ポッポ先生
結局、何が正解だったかは後になってみないと分からないものです。しかし、変化の激しい時代だからこそ、後悔のない選択ができるよう、利用できる資源は積極的に活用していきましょう。
現状に不安を感じているなら、まずは小さな一歩を踏み出すことが大切です。他者との対話を通じて自己認識を高め、プロの視点も借りながら、あなた自身のキャリアを主体的に考えていきましょう。あなたの未来は、あなた自身の選択と行動で切り開かれるのです。
1 件のコメント
この記事、Twitter上で反響が割とありまして、色々ご意見くださった方もいるので、コメント欄に記載させていただきます。
・大手にいるだけではなく、実力、行動力は常に必要。日々勉強です。
>今の環境なら大丈夫と思考停止してしまうのはよくないですよね。私も日々勉強します。
・子育て中には学会参加どころか薬剤師会の会費すら自分で払うの辛くてやめてしまいました……
人脈では難しいし、資格をとるのも難しい……業務的に在宅も難しい(1人薬剤師)。
知識のアップデートも薬局が小さすぎてMRさんも来ない(^^;家では娘の世話が……
残れるのか心配……
>不安を煽るような記事で申し訳ございません。ただ今後のことを考えて変化に対応できる薬剤師でいようと意識することだけでもいいかと思います。ちなみに、わたしの妻も同じような境遇ですので色々と考えます…
・自分が免許だけ薬剤師なので焦る。子育てでブランクあると終わる…。
>多くの薬剤師はこのような未来を見据えていないと思いますので、情報の面でアドバンテージがあるかと思います。また子育てしている薬剤師の方のほうがコミュニケーション能力が高いと個人的には思います。
・変なコンサル(ファルマスタッフ)の紹介のくだりは残念だけど、この未来にはワクワクしかないですね
>私がこのような情報や考え方をするようになったのが、ここではありませんが、変なコンサルのおかげなのでスミマセン(汗)
人材紹介会社のコンサルタントは、信じるものではなくて、うまく活用するものですよね。中には、頑なにこういう人材紹介者は利用せず自分の足で…
タイプの薬剤師もいるので、なんだかなーって感じです。
このような未来は、ピンチでもある反面、チャンスでもありますからね。私もビクビクからワクワクにできるように精進します。
・すでに大手調剤チェーンでは、都市部の薬剤師は充足してきてますし、ただの勤務薬剤師に対する価値は下がってきてますね(給与的な意味で)もう寝ようと思ったけど、生き残りをかけた薬剤師レースに勝ち残るべく、あと1時間だけ勉強しよう(; ꒪⌓꒪)
>「努力した者が全て報われるとは限らんが、成功した者は皆すべからく努力しておる」という名言が頭をよぎりました。
私も圧倒的なインプット、そしてそれをアウトプットすることで市場価値を高めたいと思います。
・他業種の方や人工知能研究者の方とか色々と聞いているとるるーしゅ先生の言うように自分の価値をどれだけ高められるのかという視点はとても重要だと思う
>いわゆる雇われ力(エンプロイアビリティー)という言葉が最近注目されていると思います。薬剤師は専門職なので、この雇われ力を意識してないことが多いと思います(もちろん私もでしたが)
今回のブログ記事で、なにか役に立つことがすこしでもあれば幸いです。
・ビジネスとは何か?といえば、顧客を満足させるサービス・プロダクトを提供する・需要を惹起し、顧客の需要を満たすことですものね。このテーマ、刺さりました。るるーしゅ先生ありがとうございますm(__)m
あと、記事中にGIF(動画)を入れ込むっていいですね☆パク…参考にします(^_-)-☆
>ビジネスとは~のくだりは私自身、きちんと言葉で理解していませんでしたがこのように言われると確かに…と思います。私もこのコメントで気づかせられることがありました。また是非とも記事中のGIFは活用してください(笑)
・刺さる。。。失敗につながる唯一の条件は「覚悟を決めるべき時に覚悟を決められないこと」
>ここ刺さりますよね、薬局業界はお湯の温度が結構高くなっているように感じます。今回の記事も誰かにとって「覚悟を決めるべき時に覚悟を決められる」手助けになれば幸いです。