薬剤師国家試験当日に100％の力を発揮するためのアドバイス

いよいよ第108回薬剤師国家試験が今週末（2月18日、19日）に行われます。

今回は、薬剤師国家試験当日に100％の力を発揮するためには前日および当日の朝にどのようなことをするといいのかを解説します。

薬剤師国家試験前日の過ごし方

前日に詰め込みすぎないように

まずは前日の勉強内容についてです。薬剤師国家試験は試験の範囲も広いので、直前に詰め込んでどうこうなることはあまりありません。

また「やばい、ここの内容、全然分かっていない」といったことが直前に発覚すると不安やストレスがかかり、試験当日に自分の能力を発揮できなくなることもあります。

試験前日の夜9時以降は、リラックスして過ごしましょう。

睡眠はしっかりとりましょう

つづいて睡眠です。睡眠不足だとテストに悪影響が出るというデータがありますので、試験前日はしっかりと睡眠をとりましょう。

ただ試験前日にじゅうぶんな睡眠とるためには、意識して以下の内容を心がけるといいと思います。

薬剤師国家試験当日の過ごし方

GI値の低い朝食を食べる

てっきり甘いものをとったほうがいいのかと思って調べていたら、試験当日の朝はGI値の低い食事のほうがいいらしいです。

脳は糖分がないとみたいな話がありますが、摂りすぎると眠くなったりだるくなったりするので、あえて多めにとる必要はなさそうです。

では、具体的にどんな朝食がオススメかというと、蒸し野菜と全粒粉のトーストとオムレツだそうです。

その他、ChatGPTさんに教えてもらったオススメのメニューを以下に示します。

コーヒーの摂取は？

カフェインの摂取により、頭が冴えるのは周知の事実ですが、普段からコーヒー飲まないようならあえて飲まなくてもいいと思います。

この時期の試験会場は少し寒いと思いますので、ふだん飲んでいないコーヒーの利尿作用と合い重なってトイレ行きたくなるかもしれませんからね。

少量のカフェインはプラスに働く可能性はあるが、多量だとイライラしたりすることもあるので、あえて摂りすぎる必要はないです

全集中の呼吸で集中力を高める

つづいて呼吸法についてです。これは不安、ストレス軽減や集中力を高めるのに有効とされています。

全集中の呼吸というのはネタですし、おそらく一朝一夕で身につくものでもないのではありません。手軽にできる効果的な呼吸法としてボックス呼吸法と5-2-7呼吸法があります。

ボックス呼吸法

ボックス呼吸法は、箱に空気がいっぱいになる感じをイメージしながら4秒息を吸う、そしたら4秒息を止める、次に箱の空気を出すイメージで4秒息を吐く、最後に４秒息を止める。これを繰り返す呼吸法です。

るるーしゅ

日々の業務のなかでもストレス感じたりすると、このボックス呼吸法やるようにしてます。

5-2-7呼吸法

つづいて5-2-7呼吸法ですが、これはボックス呼吸法より楽だと思います。ボックス呼吸法の息を吐いた後に息を止めるってのが個人的には難しいなと思っています。

番外編：花粉症対策

番外編として、花粉症対策について解説します。薬剤師国家試験の時期はスギ花粉の飛散時期のため、花粉症の方は鼻水、くしゃみ、はなづまり、眼のかゆみといった症状に悩まされていると思います。

また花粉症治療薬の中には、眠気も催すものもあり、国家試験を控えている方としては避けたほうがいいと思います。（眠気として出なくても、インペアードパフォーマンスが起きている可能性もあります）

花粉症の症状が辛い方は、眠気の出にくい内服薬の使用することをオススメします。また内服薬だけで症状がコントロール出来ていない場合は、点鼻ステロイドを使用するといいです。

るるーしゅ

今は病院にかからなくても、同等の花粉症治療は出来ます。

おわりに

今回は薬剤師国家試験当日に100％の力を出すために試験前日および当日に行うことなどを紹介しました。

尚、紹介した内容は、質の高い研究結果があるわけではなく、一般的なコンセンサスに基づいている内容の紹介なので、絶対視する必要はありません。

るるーしゅ

薬剤師国家試験頑張ってください

また薬剤師国家試験後に就職活動をする予定の方は試験後にこちらの記事も参考にしてみてください。

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本ブログでは、若手薬剤師向けに必要な知識などを紹介していますので、薬剤師になった後も遊びに来ていただければ幸いです。