Evidence Alertsで日常的に医学文献に触れよう
英語の医学文献を読むことの重要性は分かってはいるんだけど、じゃあ一体どんなのを読めばいいの?
こういう質問は多いので、今回はEvidenceAlertsというオススメの医学文献がメールで送られてくるサービスについて登録方法などをご紹介いたします
るるーしゅ
というわけでエビデンスアラートにはしっかり登録しよう
エビデンスアラートの何が魅力なんですか?
メガネ
るるーしゅ
個人的には、話題性の高い文献がメールで送られてくるのと、その文献に関する有識者のコメントがとても参考になるんだ。 読んでおしまいではなく、この文献は魅力的だけど、プラクティスを変えるにはまだ早いとか言ってくれるんだ。
Evidence Alertsの登録方法
るるーしゅ
それでは、まずこちらのサイトにアクセスしよう。 EvidenceAlerts
るるーしゅ
画像にある○がついているところが新規登録にうつるから、そこをクリックしてね。 ふたつあるけど、どっちでもいいからね
るるーしゅ
そしたら、登録情報を入力していきましょう。
うわっ…英語でハードル高いな
メガネ
るるーしゅ
へーき、へーき!!これから説明していくからね。
まずはLogin Detailsの内容の内容です。
- Username:ログインするときに必要になる名前です
- Password:こちらもログインする際に必要になるパスワードです
- Confirm password:上記のパスワードが間違えてないか、もう一回入力します。
- Email address:エビデンスアラートのメールが届くアドレスを入力しましょう、日々読むためにはスマホのメアドがいいでしょう。
- Confirm email address:上記のメールアドレスが間違えてないか、もう一回入力です。
続いてProfile detailsです。
- Title:薬剤師だからPhと思ったがないので、Mr.にしました。
- First name:名前
- Last name:名字
- Profession:薬剤師ならPharmacist
- Office:必須じゃないので入れていません
- Street:番地
- City:市(区)
- Province/State:都道府県
- Country:Japan
- Postal/ZIP Code:郵便番号
- Phone:81-90-0000-0000 みたいなやつ090の最初の0消して81追加
- Extension:必須じゃないので入れてません
- Fax:必須じゃないので入れてません
- How did you hear about us?:どうやって我々を知ったのか?otherでOK
Personalized alert settingsですが、メールで欲しい医学文献の情報についてですね。
- Patient Population:どの年代の情報が欲しいかですが、ALLを選択でいいと思います。
- Disciplines:専門分野です、興味がある分野を選択しましょう。私はプライマリーケアですね。(複数選択することも可能です)
- Alert cut off scores:Relevance(妥当性)およびNewsworthiness(話題性)です。どちらも4~7で選べます。私はどちらも6に設定していますが、この辺は好みでいいかと思います。設定すると月にどれくらいの論文がメールで来るか分かるのでそれを参考にしてもいいんじゃないでしょうかね。
- Alert Frequency:メールの頻度です、Daily(毎日)にしとけばOK
- PubMed Outside Tool Institution:わからないので入力していません
- Communications:お得な情報いかがですか?Yes、Noは好みで。
- Anti-spam verification word:画像の文字入力すればOK
Terms and conditions:規約等に同意、□にチェックして、画面右下のRegisterをクリックして終了。
うわ~入力するの大変でした
メガネ
るるーしゅ
お疲れ様~ 実際に届くメールはこんな感じだよ
るるーしゅ
リンク先に飛ぶと、アブストラクトが表示され、文献に対するコメントも見ることができるよ。 これで少しでも日常的に医学文献を読む練習をすると、数年後にはかけがえのない財産になると思うよ
なんかそう言われると頑張りたくなりますね
メガネ
今回は薬剤師に医学文献の読み方を教えた後に、次に出てくる言葉の「何を読めばいいんだ?」という言葉への解決法としてEvidence Alertsの紹介を行いました。
Evidence Alerts以外にも、EBM Focusといった無料での医学情報についてメールでお知らせしてくれるサービスもありますので、よろしければご活用下さい。
医学文献を読むことは目的では有りませんが、日々こういった原著文献での情報にもアンテナをはっておくことが薬剤師として重要ではないでしょうか