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【2024年最新】薬局必見!医療DX推進体制整備加算の完全ガイド~算定要件・点数・施設基準を徹底解説~

加算算定に欠かせないマイナ保険証利用率向上と電子処方箋対応をわかりやすく解説します。点数アップと同時にハードルも上がる2025年4月改定への対応方法をマスターしましょう!

マイナ保険証利用率が鍵を握る!医療DX推進体制整備加算とは

医療DX推進体制整備加算は、薬局がデジタル技術を活用して質の高い医療サービスを提供するための体制を整備していることを評価する加算です。2024年度調剤報酬改定で新設され、その後も段階的に見直しが行われています。

ポッポ先生

ポッポ先生

医療DX推進体制整備加算は月1回の算定ではありますが、すべての来局患者さんが対象となるため、算定できれば薬局経営に大きく貢献します!施設基準を満たして継続的に算定できるよう準備を進めましょう。

コスト面や作業負担の増加を懸念される方もいらっしゃるかもしれませんが、この加算は今後の医療DX化の流れに沿った重要な取り組みです。診療報酬・調剤報酬の両方に同様の加算があり、医療業界全体でDXが推進されていることがわかります。

2025年4月からは点数が引き上げられると同時に、算定要件のハードルも上がります。この記事では、医療DX推進体制整備加算の最新情報と対応方法を詳しく解説します。

2025年4月改定:点数アップ、でもハードルも上昇

2025年4月からの改定では、医療DX推進体制整備加算の点数が引き上げられますが、同時にマイナ保険証利用率の基準値も引き上げられます。

点数が上がるのはいいけど、マイナ保険証の利用率の基準も上がるんですね。どのくらい変わるんですか?

オカメインコ

オカメインコ

医療DX推進体制整備加算の点数とマイナ保険証利用率基準(調剤)

区分点数2025年4月~9月2025年10月~
2026年2月
2026年3月以降
加算110点45%以上60%以上70%以上
加算28点30%以上40%以上50%以上
加算36点15%以上25%以上30%以上

※2025年4月から薬局は電子処方箋への対応が必須。未対応の場合は加算を算定できません。

重要なポイントとして、各期間で利用率の基準が段階的に引き上げられます。例えば、2025年4月時点で加算3(15%以上)を算定していた薬局は、2025年10月には25%以上、2026年3月には30%以上が必要になります。現在の利用率と今後の基準を照らし合わせ、早めに対策を講じることが重要です。

ポッポ先生

ポッポ先生

「点数は据え置きですが、利用率のハードルが段階的に上がっていく」というのがこの改定のポイントです。2026年3月には加算1で70%、加算3でも30%が必要になります。電子処方箋対応も必須なので、両面での対応が急務となっています!

算定要件と施設基準

医療DX推進体制整備加算の算定要件と施設基準は多岐にわたります。特に重要なのは以下の3点です

  1. マイナ保険証の利用率基準を満たすこと
  2. 電子処方箋への対応
  3. サイバーセキュリティ対策

マイナ保険証利用率の考え方

マイナ保険証利用率は「レセプト件数ベースマイナ保険証利用率」を使用します。計算式は以下の通りです

マイナ保険証利用率 = マイナ保険証の利用者数の合計 ÷ レセプト枚数

適用月の3~5カ月前の期間のうち、最も高い月の利用率が使用されます。例えば、2025年5月の加算区分を判定する場合、2024年12月~2025年2月の3カ月間のうち最も高い月の利用率が基準となります。

過去3カ月間の中で一番良かった月の実績が使われるんですね!でも、どうやって自分の薬局の利用率を確認するんですか?

オカメインコ

オカメインコ

マイナ保険証利用率は、社会保険診療報酬支払基金から毎月メールで通知されます。この数値を確認して、翌月の加算算定の可否を判断します。なお、マイナ保険証利用率の要件以外にも施設基準があるため、総合的に確認する必要があります。

電子処方箋対応の要件変更

2025年3月31日までは「電子処方箋により調剤する体制を有していること」が施設基準でしたが、4月以降は以下のように変更されます

電子処方箋を受け付け、当該電子処方箋により調剤する体制を有するとともに、紙の処方箋を受け付け、調剤をした場合を含めて、原則として、全てにつき調剤結果を速やかに電子処方箋管理サービスに登録すること

ポッポ先生

ポッポ先生

単に電子処方箋を受け付ける体制があるだけでは不十分です!紙の処方箋で調剤した場合も含め、すべての調剤結果を電子処方箋管理サービスに速やかに登録する必要があります。数日分まとめて登録するのではなく、調剤済みになった日に登録しましょう。

また、電子処方箋の導入に関しては、厚生労働省が示すチェックリストを用いた点検が完了していることが必要です。単にシステムを導入するだけでなく、点検まで完了させることが求められています。

その他の施設基準

以下の施設基準も満たす必要があります

  • オンライン資格確認を行う体制を有していること
  • 患者の診療情報・薬剤情報等を取得し、調剤・服薬指導等の際に活用できる体制を有していること
  • マイナポータルの医療情報等に基づき、患者からの健康管理に係る相談に応じる体制を有していること
  • サイバーセキュリティ対策を含めセキュリティ全般について適切な対応を行う体制を有していること

マイナポータルの医療情報活用やサイバーセキュリティ対策については、厚生労働省が公開している「薬局におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」および関連マニュアルを参考にして対応を進めましょう。

マイナ保険証利用率を向上させるための具体的な取り組み

マイナ保険証利用率の向上は、加算算定のための最重要課題です。以下の取り組みを実践しましょう

1. 受付での積極的な声掛け

利用率を上げるためには何からすればいいんですか?

オカメインコ

オカメインコ

利用率向上に最も効果的なのは、受付での積極的な声掛けです。「保険証をお持ちですか」ではなく、「マイナンバーカード(マイナ保険証)をお持ちですか」と直接聞くことで、利用を促進できます。

具体的な声掛けの例

  • 「マイナンバーカードをお持ちでしたら、保険証としてご利用いただけます」
  • 「マイナ保険証を使うと、お薬の情報が共有されて安全性が高まります」
  • 「次回ご来局時にはマイナンバーカードをご持参いただけますと助かります」
ポッポ先生

ポッポ先生

利用率が高い薬局の最大の特徴は「患者さんへの声掛け」を徹底していることです。ポスターやチラシも効果はありますが、スタッフの声掛けが最も効果的です!

2. メリットの具体的な説明

患者さんにマイナ保険証利用のメリットを具体的に説明しましょう

  • 医療機関や薬局間で薬剤情報や検査結果が共有され、より安全な医療が受けられる
  • 窓口での入力ミスを防ぎ、スムーズな受付が可能になる
  • 紙の保険証の更新や紛失時の手続きが不要になる
  • 限度額適用認定証の提示が不要になる場合がある

3. 薬局内の環境整備

  • 厚生労働省が提供するポスターやリーフレットを活用(受付カウンターなど目立つ場所に掲示)
  • マイナポータルの登録方法や利用方法を記載したQRコードを提供
  • スタッフ全員がマイナ保険証の仕組みやメリットを説明できるよう教育

4. リマインド通知の活用

来局前からの周知も効果的です。お薬手帳やLINEなどを活用して「次回ご来局時にはマイナンバーカードをご持参ください」と案内することで、患者さんが事前に準備でき、受付時のやりとりがスムーズになります。

届出に関する注意点

医療DX推進体制整備加算の算定には地方厚生局長等への届出が必要です。届出に関する主なポイントは以下の通りです

現在算定中の薬局の場合

  1. マイナ保険証利用率要件のみが変わる場合は、届出の直しは不要です。
  2. マイナ保険証利用率が基準に満たなくなった場合は、加算を算定できなくなります。
  3. 2025年3月31日時点で電子処方箋未導入の場合は、辞退届が必要です。

新規届出の場合

各月の末日までに要件審査を終え、届出が受理された場合は、翌月の1日から算定可能です(月の最初の開庁日に要件審査を終え、届出を受理した場合には当該月の1日から算定)。

ポッポ先生

ポッポ先生

届出の時期や内容によって算定開始時期が異なりますので、余裕をもって準備を進めることをお勧めします。特に電子処方箋の導入には時間がかかるため、運用時期の2~3カ月前より取り組むとよいでしょう。

まとめ:今すぐ取り組むべき対策

医療DX推進体制整備加算を確実に算定するためには、以下の取り組みを優先的に進めましょう

  1. マイナ保険証利用率の向上:受付での声掛けを徹底し、患者さんにメリットを丁寧に説明しましょう。
  2. 電子処方箋対応の準備:2025年4月からは経過措置が終了します。電子処方箋の受付・登録体制を早急に整えましょう。
  3. チェックリストによる点検:電子処方箋導入時には厚生労働省のチェックリストに基づく点検が必要です。
  4. サイバーセキュリティ対策:最新の「薬局におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」を活用して対策を講じましょう。

マイナ保険証の利用率向上と電子処方箋対応が特に重要なんですね!早めに取り組まないと間に合わなくなりそうです。

オカメインコ

オカメインコ

医療DX推進体制整備加算は、今後の医療DX化の流れの中で重要な位置を占める加算です。点数が上がる一方でハードルも上がっていくため、早めの対応が肝心です。特にマイナ保険証利用率が15%未満の薬局は、2025年4月以降の加算算定ができなくなるため、早急に対策を講じる必要があります。

患者さんとの積極的なコミュニケーションを通じて、マイナ保険証の利用促進を図り、医療DXの推進に貢献していきましょう。

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