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薬剤師キャリア戦略|資格だけに頼らず「キャリア資本」で稼ぎ抜く働き方

「薬剤師免許があれば、一生食いっぱぐれない」——そんな言葉を信じてきた方も多いのではないでしょうか。

でも、最近この前提が少しずつ揺らいでいます。薬剤師の有効求人倍率は2015年の7.18倍から、2024年には2.34倍まで低下しました。いまだ売り手市場ではありますが、「資格さえあれば」という時代は終わりつつあります。

じゃあ、どうすればいいのか。私がいま注目しているのは、資格(ライセンス)だけでなく、自分だけの「キャリア資本」を蓄えていくという考え方です。

この記事では、調剤薬局で働く私が、日々の業務の中で感じていることを交えながら、「今すぐ転職しなくても始められるキャリア戦略」をお伝えします。ここ、迷いやすいところですよね。読み終わったあと、「まず何から手をつけようか」が見えてくることを目指しています。


自分の「薬剤師資本」を棚卸しする

キャリア戦略と聞くと大げさに感じるかもしれません。でも、まずやることはシンプルです。「自分が持っている経験やスキルを、言葉にして書き出す」。これだけでも見える景色が変わります。

たとえば「管理薬剤師経験あり」という一行。これ、履歴書的には正しいですが、ちょっともったいない書き方です。私ならまず、以下のように分解して考えます。

表面的な経験分解した「キャリア資本」
管理薬剤師経験あり医師との処方提案の折衝を月20件以上
在宅訪問担当認知症患者への服薬支援、多職種連携の調整経験
後輩指導係新人薬剤師3名の教育設計・フィードバック

どうですか? こうして分解すると、「管理薬剤師」という役職名ではなく、あなたが実際にやってきたことが浮かび上がってきます。

でも、特別なことなんてしてないですよ…日々の業務をこなしてるだけで

オカメインコ

オカメインコ

ポッポ先生

ポッポ先生

その”日々の業務”を言語化できている人が少ないんです。だからこそ、棚卸しには価値がある。書き出してみると、案外”これは強みかも”と思えるものが見つかりますよ

ただし、一つ注意点があります。「私の経験って、どこでも通用するのかな?」という疑問は、自分一人で答えを出しにくい。この点は後でも触れますが、転職エージェントに登録して、客観的なフィードバックをもらうのも有効な方法です。転職するかどうかは別として、自分のキャリア資本が市場でどう評価されるかを知ることは、今後の判断材料になります。


稼ぎ方の「ポートフォリオ」を組む

令和のキャリアを考えるうえで、私が意識しているのは「一つの収入源に頼りすぎない」ことです。

昭和は「組織の時代」、平成は「個人の時代」と言われますが、令和は「関係性の時代」だと私は捉えています。組織に属しながらも、複数の役割を持ち、いくつかの収入源を組み合わせていく。キャリア理論では「プロティアン・キャリア(変幻自在なキャリア)」と呼ばれる考え方ですね。

では、薬剤師にはどんな選択肢があるのか。現場だとここで詰まりがちです。いくつか例を挙げてみます。

本業に「複業」を組み合わせる例

  • 学校薬剤師:非常勤で年間15万〜30万円程度。管理薬剤師でも兼務可能な場合が多い
  • スポーツファーマシスト:アンチ・ドーピング相談。講演や教育活動に展開できる
  • メディカルライター:医薬品の記事執筆。在宅で隙間時間にできる
  • 医療系講師:薬学生向けの家庭教師、国試予備校の非常勤など

正直、本業だけで精一杯なんですけど…副業なんて無理じゃないですか?

オカメインコ

オカメインコ

ポッポ先生

ポッポ先生

わかります。いきなり全部やる必要はないですよ。まずは”興味があるもの”を一つだけ調べてみる。学校薬剤師なら、薬剤師会のサイトで募集情報が見られます。情報を持っているだけでも、選択肢が広がりますよ

誤解されやすいので先に言うと、複業=副業解禁されている人だけの話、ではありません。「学習」「人脈形成」「発信」も広い意味でのキャリア投資です。たとえば、認定薬剤師の資格取得に向けた研修単位を積むこと。これも立派なキャリア資本の蓄積です。

ライフキャリア理論(4L理論)では、仕事(Labor)だけでなく、学習(Learning)、余暇(Leisure)、愛情(Love)の4つをバランスよく回すことが大事だとされています。いまの状況だと、仕事に偏りすぎていませんか? 心当たりがあれば、少し配分を見直す余地があるかもしれません。


発信力を高めて「タグ」になる

最後に、これからのキャリアで重要になると感じているのが「発信力」です。

「発信」と聞くとSNSでバズることをイメージするかもしれませんが、私はもう少し地味な話をしています。要は、「○○といえばあの薬剤師さん」と言われる存在になるということ。

たとえば、こんな「タグ」が考えられます。

  • 在宅医療に強い薬剤師
  • 吸入指導が丁寧な薬剤師
  • 小児の服薬支援に詳しい薬剤師
  • 地域のスポーツチームをサポートしている薬剤師

特定の領域で「あの人に聞けばわかる」と思われると、社内でも社外でも指名されやすくなります。これは、転職市場でも大きな強みになります。

でも、SNSとか苦手で…人前に出るのも得意じゃないんですよね

オカメインコ

オカメインコ

ポッポ先生

ポッポ先生

無理にSNSをやる必要はないですよ。まずは職場内での”ちょっとした発信”から始めてみてください。カンファレンスでの発言、勉強会での資料共有、後輩への情報提供。そうした積み重ねが、自然と”タグ”になっていきます

ただし、自分のタグが市場でどう評価されるかは、内側からは見えにくいものです。私自身、転職エージェントとの面談で「在宅の経験が思った以上に評価されている」と知って驚いたことがあります。今すぐ転職を考えていなくても、情報収集のためにエージェントに登録しておくのは、悪くない選択肢です。自分の市場価値を客観的に把握できるだけでなく、「どんなスキルを伸ばせば年収が上がるか」といった具体的なアドバイスももらえます。


まとめ:判断軸を持ち、小さく検証を回す

この記事では、「薬剤師免許だけに頼らず、キャリア資本を蓄えていく」という考え方をお伝えしました。

再確認しておきたいポイント

  1. キャリア資本の棚卸し:「管理薬剤師」ではなく、「何をしてきたか」を言語化する
  2. 稼ぎ方のポートフォリオ:一つの収入源に依存せず、複数の役割を組み合わせる
  3. タグになる発信:「○○といえばこの人」を目指して、小さな発信を積み重ねる

今すぐ転職する必要はありません。でも、「自分のキャリア資本がどう評価されるか」を知っておくことは、将来の選択肢を広げます。転職エージェントへの登録は無料ですし、面談だけでも得られる情報は多いです。

おすすめ薬剤師転職エージェント 2選

用途が違う2社を並べておくと、読者が「自分に合う方」を選びやすくなります。

ファルマスタッフ

待遇・年収を優先して、薬局/ドラッグストア中心に「選択肢を広く比較したい」人向け。 地域密着で“求人票にない情報”まで確認しながら提案してもらえます。

地域密着 薬局・Dgsに強い 条件交渉サポート 安心材料:外部認定

こんな人におすすめ

  • 薬局・Dgsの求人を多数比較して、待遇アップの可能性を最大化したい
  • 職場の雰囲気や方針など、求人票に出ない情報も踏まえて選びたい

強み(要点)

  • 全国対応・地域密着で求人情報の解像度が高い
  • 書類作成・面接調整・給与や休日の条件交渉まで手厚い
  • 日本調剤グループの教育ノウハウを活かした支援の訴求あり

注意点(デメリット)

  • 企業求人は相対的に弱め(企業志望が強い場合は併用が無難)

連絡頻度や希望条件は、最初に「ここまで」と決めて伝えるとストレスが減ります。

薬キャリAGENT

忙しくても効率よく進めたい/まず候補を短時間で作りたい人向け。 非公開求人や条件交渉、裏側情報の確認まで“スピード×実務代行”で進めやすいのが特徴です。

最短即日 非公開求人 交渉・調整代行 裏側情報の調査

こんな人におすすめ

  • 仕事が忙しく、転職活動の手間(調整・交渉)を減らして進めたい
  • 求人票だけでは判断できない点(働きやすさ等)も確認してミスマッチを減らしたい

強み(公式が掲示している特徴)

  • 最短即日で求人提案(最大10件/派遣は最大5件)
  • 非公開求人多数+市場に出ていない募集の有無も個別確認
  • 面接日程の調整や条件交渉を代行
  • 求人票に出ない“裏側”情報まで調査

※上記は薬キャリAGENT公式の特徴説明に基づく表現です。

注意点(デメリット)

  • 提案テンポが速いと感じる場合あり(連絡ペースは最初に指定がおすすめ)
  • 企業一本志望なら、企業特化サービスの併用も検討

最初の一歩として、まずは自分の経験を3つ、紙に書き出してみてください。それだけで、見える景色が少し変わるはずです。


参考情報

  • 厚生労働省「一般職業紹介状況」(薬剤師の有効求人倍率)
  • 公認スポーツファーマシスト認定制度(JADA)
  • 薬剤師会の学校薬剤師情報(各都道府県薬剤師会サイト)
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