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「年収が上がったのに辛い」薬剤師転職の落とし穴|ミスマッチを防ぐ方法

薬剤師転職で年収アップを実現したはずなのに、なぜか毎日がしんどい。そんな声、意外と多いんです。

周囲を見ていると、年収が100万円上がったのに半年で辞めた同期もいれば、年収は据え置きでも10年以上同じ職場で活き活きと働いている先輩もいます。この差はどこから来るのか、ずっと気になっていました。

この記事では、薬剤師転職で「年収は上がったのに後悔している」というミスマッチがなぜ起きるのか、そしてどうすれば防げるのかを整理します。転職を考えている方、あるいは今まさに転職後の違和感を感じている方に、判断の筋道をお伝えできればと思います。


年収アップ転職の「見えにくい代償」とは

薬剤師の転職理由で最も多いのは「年収アップ」です。厚生労働省の令和6年賃金構造基本統計調査によると、薬剤師の平均年収は約599万円。転職によって65%の薬剤師が年収アップを実現しているというデータもあります。

ここ、心当たりありませんか? 求人票の年収欄を見て「今より100万円も高い!」と飛びついた経験。

でも、高年収求人には必ず「理由」があります。

でも…年収が高いのはいいことじゃないですか?

オカメインコ

オカメインコ

ポッポ先生

ポッポ先生

そうですね。ただ、高年収の裏にある条件を見落とすと、あとで苦しくなります。典型的なのは、業務量の多さ、人手不足による負担増、あるいは地方勤務や転勤の可能性ですね。

私ならまず、「なぜこの求人は年収が高いのか」を確認します。募集背景が「欠員補充」なのか「事業拡大」なのかで、入社後の状況はまったく違います。

高年収求人の主な背景(確認ポイント)

背景確認すべきこと
人手不足・欠員補充前任者の退職理由、在籍期間
地方・薬剤師不足地域転勤の有無、生活環境の変化
業務量が多い処方箋枚数、残業の実態
管理職手当込みマネジメント経験の要否

ただし、人手不足=悪い職場とは限りません。単に採用活動が追いついていないだけのケースもあります。逆に言うと、数字だけで判断しないほうが安全です。


なぜ「年収アップ転職」で後悔するのか

薬キャリの転職実態調査によると、転職を後悔した理由の1位は「人間関係」、2位が「年収」でした。誤解されやすいので先に言うと、2位の「年収」は「期待より低かった」だけでなく、「高いけど割に合わない」も含まれています。

年収アップを目的に転職活動をし、実際に年収は上がったのに、業務量が大幅に増えて体調を崩してしまった——こういうケースは珍しくありません。

現場だとここで詰まりがちです。面接では「残業は月10時間程度」と聞いていたのに、実際は30時間を超えていた。

こういうギャップが起きる原因は、主に以下の3つです。

ミスマッチが起きる主な原因

  1. 情報収集不足:求人票の情報だけで判断した
  2. 優先順位の曖昧さ:年収以外の条件を深く考えなかった
  3. 現場の実態確認不足:職場見学や口コミ調査をしなかった

正直、忙しくて情報収集に時間を割けないんですが…

オカメインコ

オカメインコ

ポッポ先生

ポッポ先生

その気持ち、よくわかります。でも、確認すべきポイントを絞れば、そこまで時間はかかりません。たとえば「離職率」と「募集背景」の2点だけでも、かなりリスクは下がりますよ。

厚生労働省のデータでは、医療・福祉業界の新卒3年以内離職率は約38%。この数字を目安に、応募先の離職状況を確認してみてください。


転職前に「判断軸」を言語化する

いまの状況だと、年収という1つの数字に引っ張られやすいです。でも、転職後の満足度を左右するのは、年収だけではありません。

私がおすすめしているのは、転職前に「自分にとって何が譲れないか」を3つだけ言語化しておくことです。

判断軸の例

  • 負荷:残業時間、休日出勤の有無、処方箋枚数
  • 成長:扱う処方科目、研修制度、資格取得支援
  • 人間関係:職場の雰囲気、上司・同僚との相性
  • 通勤:所要時間、転勤の可能性
  • 安定性:経営状況、昇給制度の有無

それってつまり…全部大事ってことじゃないですか?

オカメインコ

オカメインコ

ポッポ先生

ポッポ先生

だからこそ「3つだけ」に絞るんです。全部を満たす職場はまず見つかりません。優先順位をつけておくと、迷ったときの判断がしやすくなります。

たとえば「年収は現状維持でいいから、通勤30分以内で残業が少ないところ」と決めておけば、候補を絞りやすくなります。どうですか? いま、自分の優先順位、すぐに言えますか?


ミスマッチを防ぐための具体策

判断軸を決めたら、次は情報収集です。ここで大切なのは、「求人票に書いていない情報」をどう集めるかです。

転職前チェックリスト

  • 募集背景(欠員か増員か)を確認した
  • 前任者の在籍期間・退職理由を聞いた
  • 処方箋枚数と薬剤師人数の比率を確認した
  • 残業の実態(繁忙期含む)を質問した
  • 昇給制度・評価基準を確認した
  • 可能なら職場見学をした
  • 口コミサイトで評判を調べた

面接で「残業はどのくらいですか」って聞きにくくないですか?

オカメインコ

オカメインコ

ポッポ先生

ポッポ先生

確かに聞きにくいですよね。でも、聞かずに入社して後悔するよりはマシです。もし直接聞きにくければ、転職エージェントを通じて確認するのも一つの方法です。

ただし、エージェントの情報も鵜呑みにしないほうが安全です。複数の情報源を突き合わせて判断することをおすすめします。


「年収ダウンでも満足」の選択肢もある

ここまで読んで「やっぱり年収アップは危険なのか」と思った方もいるかもしれません。でも、そうではありません。

マイナビ薬剤師のアンケートによると、転職で年収が下がった薬剤師のうち、転職理由の上位は「通勤の利便性」「職場の雰囲気」で、「収入アップ」は4位以下でした。つまり、最初から年収を最優先にしていなかった人は、年収が下がっても満足度が高い傾向にあります。

これは「年収を下げろ」という話ではありません。自分の優先順位が明確なら、結果として年収が上がっても下がっても、納得感のある転職ができるということです。

ポッポ先生

ポッポ先生

年収は大事な要素ですが、「年収が高ければ幸せ」とは限りません。何を得て、何を手放すのか。そのトレードオフを理解したうえで選ぶことが、後悔しない転職のポイントです。


まとめ|次の一歩として

最後に、この記事のポイントを整理します。

  1. 高年収求人には「理由」がある → 募集背景・業務量・離職率を確認
  2. ミスマッチの原因は情報収集不足 → 求人票以外の情報を集める
  3. 転職前に「判断軸」を3つ決める → 年収だけでなく総合的に判断
  4. 職場見学・口コミ確認は必須 → 複数の情報源を突き合わせる

転職を考えている方は、まず「自分にとって譲れない条件」を紙に書き出してみてください。それが言語化できたら、次は情報収集。焦って決めず、小さな検証を回すのが安全です。

\ 悪質な転職サイトは利用しないで /

薬剤師が転職する際に利用する人材紹介会社(転職エージェント)、どこも同じだと思っていませんか?

現在、国は医療の分野において紹介料目当てで頻繁な転職を促す悪質な人材紹介会社への対策を強化しています。

ポッポ先生

ポッポ先生

悪質な人材紹介会社の利用は、ミスマッチする可能性が高いです。

このような悪質な人材紹介会社には絶対に相談してはダメです!!(悪質とは言っても国の許可を得ているという矛盾もありますが…)

薬剤師が、キャリア相談や転職時に、転職エージェントを利用する場合は、適正な有料職業紹介事業者の認定を受けている転職エージェントを利用しましょう。

薬剤師の分野で優良認定を受けているところは、ファルマスタッフ、その他数社とまだ少ないです。

悪質な人材紹介会社がどこか分かれば対策しやすいのですが、そのような情報はなかなか表に出てきません。なので我々としては、優良認定を受けているところを優先するのが望ましいでしょう。

ポッポ先生

ポッポ先生

どこを選ぶかも重要ですが、転職エージェントをどのように付き合うかも重要です。


参考資料・引用元

この記事の作成にあたり、以下の公開情報を参考にしました。より詳しい情報は各リンク先をご確認ください。

公的統計データ

転職実態調査・アンケート

転職ノウハウ・キャリア情報

個別の状況によって最適な選択は異なります。転職を検討される際は、上記の情報を参考にしつつ、必要に応じて転職エージェントや専門家にご相談ください。

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