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禁煙対策で医療費削減?!薬剤師なら知っててほしいタバコによくある誤解

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さて皆さん、5月31日 が何の日か知っていますか?

…そう、世界禁煙デーですね‼

世界禁煙デーとは?

世界禁煙デーはWHO (世界保健機関)が制定した禁煙を推進するための記念日です。1987年の決議により、1988年4月7日を「第1回世界禁煙デー」としました。同年に毎年5月31日とすることが定められ、1989年以降毎年5月31日が世界禁煙デーとなりました。
日本では1992年(平成4年)より、5月31日から6月6日までの1週間を禁煙週間と定めています。

そして今年のテーマはこちらです。

2020年、受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~

いいテーマですね

メガネ

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るるーしゅ

るるーしゅ

・・・実は2016年からずっと一緒なんだけどね

そう聞くと、それより前のテーマってなんだったの?って気になりますね

メガネ

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るるーしゅ

るるーしゅ

それは後にしよう、まずは世界禁煙デーに私が伝えたいことだ

今回のマンガ

・・・いかがだったでしょうか?
テーマの受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~はどこいったって話ですよね?

理由は…

世界禁煙デー=喫煙者をボコボコにしてもいい日にはしたくないんです‼

るるーしゅ

るるーしゅ

だから、今回は医療者でも勘違いしている人がいる医療費について触れてみたんだ。ちなみに私はもちろん、タバコはやめたほうがいいよ~というスタンスです

喫煙者のほうが医療費はかからない‼ってホント?

本当に、喫煙者のほうが医療費かからないんですか?

メガネ

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るるーしゅ

るるーしゅ

そうらしいよ、禁煙対策すると医療費が増えることは医療経済学者からしたら常識らしい

喫煙者のほうが医療費が安いという根拠について

喫煙者VS非喫煙者の医療費の論文

オランダのデータで喫煙者と非喫煙者の医療費を比較。
喫煙者のほうが60代までは多く医療費がかかっているが、その後逆転し、総医療費は非喫煙者のほうが多いという結果
PMID: 9321534

80歳での男性の生存率は非喫煙者50%に対して喫煙者21%

メガネ

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喫煙者が禁煙すれば、医療費は減る?という論文

禁煙すれば、医療費が減るわけじゃないんですね、薬剤師としては残念

メガネ

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男性喫煙者と非喫煙者の生涯医療費の違い

Take Home Message

喫煙者のほうが生きている間は非喫煙者より、多く医療費はかかるが長生きしないため、総医療費は非喫煙者より少ない!

そして…

残念ながら、禁煙対策をしても医療費は減らない、むしろ増えます。

るるーしゅ

るるーしゅ

喫煙者に、「たくさん医療費かかっているんだから、もっと医療費払え」とか「タバコが原因でかかった病気の医療費は自費にしろ」とかは言い過ぎだと思うからね

最後にオマケ~過去の世界禁煙デーのテーマ~

あっ、世界禁煙デーの過去のテーマはなんだったんですか?教えてくださいよ

メガネ

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るるーしゅ

るるーしゅ

WHOのと合わせて紹介するね、比較すると日本は甘いような気もする

2016年以前の世界禁煙デーのテーマ

日本の20152020年、スモークフリーの国を目指して
~東京オリンピック・パラリンピックへ向けて~
WHOの2015Stop illicit trade of tobacco products
日本の2014オールジャパンで、たばこの煙のない社会を
WHOの2014Raise taxes on tobacco
日本の2013たばこによる健康影響を正しく理解しよう
WHOの2013Ban tobacco advertising, promotion and sponsorship
日本の2012命を守る政策を!
WHOの2012Tobacco industry interference
日本の2011みんなで知ろう!たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約
WHOの2011The WHO Framework Convention on Tobacco Control
日本の2010女性と子どもをたばこの害から守ろう
WHOの2010Gender and tobacco with an emphasis on marketing to women
日本の2009煙のない健康的な社会づくり
WHOの2009Tobacco health warnings
日本の2008子どもをたばこから守るために
WHOの2008Tobacco-free youth
日本の2007無煙環境を考える
WHOの2007Smoke free inside
るるーしゅ

るるーしゅ

これより、もっと前のが知りたい方は、参考資料の一番下のリンクからどうぞ

参考資料
  • 康永 秀生 「早期発見」をめぐる課題】 予防対策は医療費を削減できない 公衆衛生 82巻2号 Page100-104(2018.02)
  • Barendregt, Jan J., Luc Bonneux, and Paul J. van der Maas. “The health care costs of smoking.” New England Journal of Medicine 337.15 (1997): 1052-1057.
  • Yang, Wenya, et al. “Simulation of quitting smoking in the military shows higher lifetime medical spending more than offset by productivity gains.” Health Affairs 31.12 (2012): 2717-2726.
  • Hayashida, Kenshi, et al. “Difference in lifetime medical expenditures between male smokers and non-smokers.” Health policy 94.1 (2010): 84-89.
  • 受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~

なんかすごい煽り文句で記載しましたが、若い薬剤師の方々が自分のキャリアについて考えてほしいなと思っています。

それは、薬剤師免許だけあれば食べていけるというのも、今後は難しくなっていくからです。

東京などの大都市では、売り手市場から買い手市場へシフトしていて、今までのように何の実績もない薬剤師が好待遇で働き場所が見つかるということはなくなってきています。

もちろん数年で急に免許だけでは雇ってもらえないという事態になる可能性は低いですが、若手薬剤師の皆さんはあと20~30年は薬剤師として働きますよね?

新卒で入社した職場が、大学時代のインフルエンサー的な立場な人が勧めていたからという理由で決めたという若い薬剤師の方が最近増えたことも知っています。

わたし自身、それが悪いとは思いません(だって判断材料少ないですし、赤信号みんなで渡れば怖くないって思いますもんね)

ただ働いてみて、自分の薬剤師としての働き方をしっかりと考える機会が必要だと思います。

薬剤師としての働き方も十人十色で、色々あると思います。薬剤師としてのやりがいを重視する人お金を稼ぐための手段でしかないと割り切っている人など正解はないと思います。

自分がどの程度の生活水準で生きていきたいのか?(休みや食事、旅行、車、ブランド品など)、言い換えると自分の幸せとは何か?ということをしっかりと考えてください。

これをしっかり考え抜いたうえで、じゃあ今後、必要とされる(市場価値の高い)薬剤師はどうなんだろ?そのために今から出来ることは何だろう?と考えてみてください。

るるーしゅ

るるーしゅ

対人業務をしっかりと出来ている薬剤師は市場価値が高いと思います。(服用薬剤調整支援料の算定実績が内容を伴っている)

今いる職場はダメだから転職!と安易に思う方がいるかもしれませんがよく考えましょう。

環境を理由すると自分に非がないように思ってしまうかもしれませんが、その選択をしたのはあなた自身です。結局、転職先でも同じように環境を理由にして、転職を繰り返す薬剤師になってしまうかもしれません。

今いる職場で、自分をどう高めていけるかを考え抜いたうえで、やっぱり今の職場のままではダメだとなった場合に転職というのが頭に浮かぶことが望ましいです。

若いうちにキャリアビジョンを描いておくと、日々のこなす作業の見え方が変わってきます。こういう若手はよく成長し、周りと差がついてきます。
(私自身、そういう若手をまとめて指導する立場なので身をもって体感しています)

働いてから今まで、自分の働き方について考えたことがないという方は是非とも一度キャリアについて考えてみてください。
(参考:薬剤師のキャリアを考える上で知っておきたい10のコト

あと安易な転職はしないようにと言いましたが、自分の市場価値を調べたりする転職活動はしてもいいです(当たり前ですが…)

自分のキャリアの相談や、転職エージェントと仲良くなっていくことで有利になることがありますので、よければ利用してみてください。(下記にオススメの転職エージェントをのせます)

ただ転職エージェントの方にすべてお任せというのはダメですからね(汗)

オススメの転職支援サイト

その他にも薬剤師の働き方について記事を書いていますので参考にしてみてください

薬剤師の働き方について – KUROYAKU

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アラフォーの薬剤師です。
若手薬剤師がもっと活躍できるようにタメになる知識や心構えなどを伝えていきます。
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