みんなどう思っているの?医薬分業の世界標準化が先?それともエビデンスを出すのが先?

薬局薬剤師の日常

今回も前回同様にアンケートを実施したいと思っています。

薬剤師以外がピッキングするの、みんなどう思っているの?

2019年4月7日
テーマとしては、鶏が先か、卵が先かみたいなやつなんですが国が薬局薬剤師もっとエビデンス出せよと言われた際に、少なからず「エビデンスを出せとか言うなら、まずこの歪んだ医薬分業をただしてからだろ」といったことをいう薬剤師もいます。
(それに対する私の考えは漫画をみてください)




さて、みなさんは認識はどうでしょうか?
私としては、今までのこの医薬分業の世界標準化については声をあげていたのではないかと思います。
ただもうずっと変わってきていないのだから、別の作戦でやらなきゃダメなんじゃないの?って思うし、またプロフェッショナルとして結果を出せない職種に何を任せようと思わないんじゃないの?とも思います。
るるーしゅ
上記のアンケートは薬局薬剤師以外の意見も知りたいので是非とも拡散したりしてご協力お願い致します。

アンケート結果発表

るるーしゅ
今回は回答数42件でした、ご回答くださった方ありがとうございます。
メガネ
少なっ!!
るるーしゅ
少しアンケートの設問がおかしかったんだろうね、エビデンス、権利って言われても頭の中「?」になる人、多いんだと思う。
アンケート調査はアンケート内容を作るのが大切だなと再確認。

どういった人がアンケートに協力してくれたの?


るるーしゅ
まぁ、わたしのブログの読者の多くは薬局薬剤師だからね~

薬局はもっとエビデンスをだすべき?


メガネ
やっぱり多くの人は薬局薬剤師はもっとエビデンスをだしていくべきという認識なんですね
るるーしゅ
プロフェッショナルな職業で、きちんとした根拠をだせないのはまずいってのは共通の認識で安心した

エビデンスをもっと出すべきにはどんな意見があったの?

薬局はもっとエビデンスを出すべき?も自由コメント
  • エビデンスを作らなくてよい医療職種などないと思っている。
  • 経済面で散々優遇されてきてたのに、なんでむしろもっと出してないのか不思議
  • 厚労省の考えるエビデンスと我々が出せる結果と異なるのであまり思わないにチェック。
  • 医師に比べて、お金にならないけどまずは取り組もうという気概が薄い気がします。(経営者か雇われかという違いもあるのかも)
  • そもそも薬はエビデンスがある程度ある、薬剤師が介入したエビデンスを示す前にやることがある、なぜ売れる薬を売らない?
  • 言葉で結果を出すにはあまりにも量が多すぎるため、厚労省や医師会が全てに目を通すはずがなく、抜粋されて都合の良いものだけがエビデンスとして選ばれる可能性がある。数字で結果を出すには、報酬や加算などを算定する必要があるが、取りすぎると注意されるというダブルバインドは解決すべきであると思う。
  • 行ったことに対する医学、薬学的効果というものの判定が自分達では出来ない(難しい)というジレンマを感じます。
  • 一人でも自分を必要とする患者さんがいるような薬剤師でなければならないと思うし、それがあれば、立派なエビデンスだと思う。
  • 結局は新規で作られた加算に対して、改めての結果(論文なり数値なりエビデンスなり)を示されていない。


権利が先?エビデンスが先?

権利が先?エビデンスが先?に対するコメントは?

権利が先?エビデンスが先?の自由コメント
  • 上記同様、今まで何やってたのと思う。病院だって制度がなくても内規で結果出してきている。薬局は先行投資できるだけの財力があるはずなのに、なぜ多くが門前と交渉してこなかったのか
  • 分割調剤、残薬調整は報告でいい。剤型変更も先発も認めるべき。病院の病棟の服薬指導料と比べたら指導料の金額が低すぎる。調剤行為にお金をかけないなら管理料をベースに指導料を上げるべきだと思う。特別な薬局だけ上げればいいわけではない。
  • 今のままでいきなりエビデンスが出てくるとは思えないので、まずは権利拡大して診療報酬も改定して、やらないと詰む方向に追い込むのも必要なのかなと感じます。
  • 権利、エビデンスが漠然としていてあまり意図がよくわからない。
  • 先に薬剤師個人の実力と意識の向上が必要。国家資格にあぐらかいてる薬剤師多すぎる。
  • エビデンスを使ったマクロな医療は保険会社がもっと主導してもいい。とにかく薬剤師は実名で前に出て薬がいるかどうかを説明、提案したほうがいい。権利を求めるなら力を示せ。
  • エビデンスを出すのと権利を持たせるのと両輪にして進めてほしい
  • 「エビデンスを出す」も「権利をあげる」もどちらもより良い仕事をするための環境整備だと考えている。だから私は本質的に区別していないし、同時並行すべき。
  • 前に進みたいと思っている薬剤師の邪魔をするべきではないと思う。が、全ての薬剤師の意識が高いわけではないので、無理にそれに付き合わされるというのも避けたい。増えすぎた認定制度や学会を淘汰し、より具体的・現実的な認定制度を作るべき。また、その標榜を認可すべき。
  • 新しい権利の話題が出た途端に、医師会が文句言ってきて何も出来ないイメージがあります。
  • どちらも同じくらい重要だと思う。強いてどちらかと言われれば、エビデンスを出すことだと思う。
  • 過去に与えられた権利や加算に対してその後にエビデンスや見える結果が出せていない状況で、新しい権利や加算を寄越せとだけ言われても「はいそうですか」とはいかない。
    与えられた権利に対してどのような結果や影響が出せたのか、それを提示して改めて新しく権利の主張になるのではと思う。


その他のご意見について

  • 病名とか検査値が自由に見れない不便さは理解するけど、でもでもだっての言い訳にしすぎたらいけないと思う。じゃあ検査値や病名出されたらすぐ対応できるだけの勉強や知識の準備はしてたんですか、と
  • 患者が不安にならないように、医師への信頼を損なわないようにと こっそり処理してきたことを もっと患者にアピールするべきだった。
  • 調剤薬局は営利なので非営利の視点から「もうけ過ぎ」と叩かれるがそれはおかしい。営利なら利益追求しても仕方ない。それを調剤だけ切り離して非営利にできない国に問題があって調剤薬局の薬剤師が悪いわけではない。OTCの販売も必要だがこれをひとまとめにしようとするから矛盾が生じる。要指導薬や1類を極論処方箋要で自費にするなど考えれば方法はいくらでもあるはず。元々全て医師に疑義照会しないといけない今のシステムでは我々の仕事は地味で目立たない部分が多い。大病院だけ見て門前を無くすと言うが、小さなクリニックなどは門前とまでは言わないが近くに無いと患者が困る。
  • 大丈夫ですか?また燃えません?
  • とはいえ雇われの身で改革するのは骨が折れるので、経営者薬剤師さんのチャレンジ精神に期待したいです。ホントは経営者の会員が多い、日薬がエビデンスをガンガン出すべきなんですけどね…。
  • 今のままだとエビデンスなんてロクなモン出せないでしょう。権利を主張しても健サポみたく「できるかっ!」で終わってしまう。
  • 零売れ
  • 「薬剤師会が何もしてくれない」という声も聞くが、薬剤師会が会員薬局にアンケートなどをお願いしても回答率が悪かったりもする。
    会社からの指示が優先で薬剤師会からの指示までできないということもあるかも。
    体感としては薬剤師会からの指示と会社からの指示の二重支配で現場が大変と思うくらい薬剤師会から指示を出していかないと薬剤師発のエビデンスは作れないのではと考える。
  • できるだろうことはあるが、してしまえば違法という現実もある。しかし、医師会が頭を下げて看護師や薬剤師に「手伝ってください」と言うのを待っていれば先に令和が終わってしまうと思う。
  • いくら権利を与えても最初から結果を出せないとわかっている薬剤師が大勢いるのも事実。しかしながら、ポリファーマシーの解消には処方医の振りかざす処方権が障壁になっているのも事実。そもそも、処方権という医師が勝手に作った造語が横行しているのも問題だと思う。(単なる処方箋を発行することができる権利なのに)
  • エビデンスや論文の提示は、個人では限界があり、学会やチェーン店として組織だった動きが必要であると思う。
  • 海外の医薬分業状況について医療関係者じゃないので全く分かりませんでした。
  • ただ薬を出すだけの薬剤師ほろびないかな
  • 患者の立場からすると、厚生労働省のいう「医薬分業」が進んだ結果、医療費=負担額が増えただけのような気がしています。るるーしゅさんの書かれている「歪んだ医薬分業」が世界標準?に合わせて正されれば、医療費=負担額がどうなるのでしょうか?
最後に患者の立場から、負担額について言及されていますのでご回答いたします。
「医薬分業」がすすんだ結果、患者の立場からすると負担額が増えただけという印象をお持ちで今後はどうなるのか?
⇒院内処方と比較して、院外処方ではかかる費用(負担額)は高くなります。(その分のサービスはしているつもりですが・・・安心、安全って目に見えないですよね~)
ちなみに今後の負担額についてはお薬代はおそらく減る方向(疾患にもよりますが新薬があまり出てこないため)、薬剤師の技術料はそこまで変わらないと思います。

また今回のアンケート結果のエクセルデータ公開いたしますので、どういった背景の方がどのような回答しているのか気になるのであれば、どうぞご確認ください。