フルニソリドの点鼻薬は既存の点鼻と有効性、安全性ともに大差なし

薬剤師に知っておいてほしい情報

フルニソリドって薬剤師から見てどうなの?

今回は、市販薬として二番目の点鼻ステロイドのフルニソリド(ロートアルガードクリアノーズ季節性アレルギー専用)は既存薬と比較してどうなのかを薬剤師として解説致します。




フルニソリドって?
1964年にアメリカで開発されたステロイドである。日本では1983年にシナクリン点鼻液®として発売され、2006年に4月に発売を中止した。
現在、医療用で販売されているんはアメリカ、カナダ等の数カ国のみ、OTCとしてはイギリス、韓国で販売されていたが今はもう販売されていない
るるーしゅ
私が生まれた時に、日本で販売され、私が薬剤師になったときに販売を中止した・・・
なんか運命を感じるよね
メガネ
でも、オススメしてないですよね
るるーしゅ
それは、あくまでベクロメタゾンプロピオン酸エステルだって…
あっ比較した表作ったから見てみてね

フルニソリドVSベクロメタゾン

フルニソリド ベクロメタゾンプロピオン酸エステル
用法・用量 1日2回 1日2回(最大4回)
年齢制限 18歳以上 18歳以上
使用制限 1年に1カ月 1年に3カ月
1本の使用量 約3週間 最大用量の使用で約3週間
販売区分 要指導医薬品 第一類医薬品
ネット販売 不可
値段 1800円 1800円~1980円
メガネ
ちなみに何で、要指導医薬品で、使用上限が1年間に1カ月なんですか?
るるーしゅ
それは2010年にOTCで初めて発売されたベクロメタゾンプロピオン酸エステル配合の点鼻ステロイドに準じているんだと思う・・・
だから数年たてば用法用量も増えて、使用期間の制限も3カ月になるんじゃないかな~と思ってる

今回は、2018年にOTCでの発売が決まったフルニソリド配合の点鼻薬(ロートアルガードクリアノーズ季節性アレルギー専用)について、既存の点鼻ステロイド(ベクロメタゾンプロピオン酸エステル配合)と比較して紹介致しました。
ベクロメタゾンプロピオン酸エステル配合の点鼻薬と比較してしまうと、一歩引いた評価にはなりますその他の内服薬や点鼻薬と比較したら、フルニソリドの点鼻薬に軍配があがり、花粉症治療にオススメできる商品ではないかと思います。
点鼻ステロイドも同じ成分のもの一択より二、三択程度あったほうが利便性は高いと感じます(多すぎるとそれはそれで大変なのですが…)
しかしフルニソリドの点鼻薬は要指導医薬品ですので、必ず利用者本人であることを確認して、文書またはタブレットなどを用いて説明を行い、販売記録(二年間保管)をつけるの徹底をお願い致します。

参考文献