☛ 初めての転職で不安な薬剤師の方はコチラを!

ダメゼッタイではない薬物乱用防止教室(市販薬の乱用、小学生高学年~中学生対象)

3 min 495 views

今回は薬物乱用防止教室について私なりに色々調べたりしたうえで「ダメ。ゼッタイ。」ではないものを作りましたので、よろしければご確認ください。

「ダメ、ゼッタイ」だけではダメ?

るるーしゅさん、今度、学校で薬物乱用防止教室やるんですね

https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる15.jpg

メガネ

https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる04.jpg

るるーしゅ

そうなんだよ、ただ「ダメ、ゼッタイ」はあまり効果がないみたいんだよね

ええーっ?!そうなんですか。僕も受けたことありますが、薬物の怖さを知って絶対手を出さないと思いましたけどね

https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる11.jpg

メガネ

https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる04.jpg

るるーしゅ

そういう見かけ的な効果はあるんだと思うよ。ただメガネみたいなやつは、そもそも手を出さないんだよ。 そして「ダメ、ゼッタイ」のような薬物に対する害を重視した内容では、本当に手を出しそうな人には効果はないらしい

なるほど、そもそも薬物乱用防止の授業するしないに関わらず、やらない人はやらない。そしてやろうとする人は薬物乱用の授業を受けてもやってしまうというわけですね

https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる14.jpg

メガネ

https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg

るるーしゅ

そういうこと、だから自分なりに作ってみたんだ

るるーしゅ作薬物乱用防止教室

https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg

るるーしゅ

はい、本日、薬物乱用防止の授業を担当するイケメン薬剤師のるるーしゅです。 正直あまりやりたくないんだけど、保健の先生が可愛いので受けました。あまり難しくワイワイやっていこうと思います。 よろしくおねがいしやーす

薬物乱用、依存、中毒の違いについて
https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg

るるーしゅ

まず、この三つの言葉(乱用、依存、中毒)についてです。違いわかるかな?

薬物乱用:薬物を社会的許容から逸脱した目的や方法で自己使用すること
薬物依存:自己コントロールできずに、やめられない状態
薬物中毒:薬物が体の中にある状態(クスリがキマッた状態、ラリッた状態」

薬物乱用してしまう人は知識がないから手をだしてしまう?
https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる04.jpg

るるーしゅ

じゃあさ、薬物乱用してしまう人は薬物の害を知らないから薬物に手を出してしまうんだ。 だからしっかり薬物はこんなにも怖いんだ!としっかり理解すれば薬物に手を出さなくなると思う?

https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる08.jpg

るるーしゅ

・・・これはね、実はあまり効果がないかもしれないと言われているんだ、ビックリだよね

薬物乱用の生涯経験と害知識との間で関連性がみられないことから、知識を高めるだけの予防教育では、実際の薬物乱用行動を予防できない可能性が示唆された。

飲酒・喫煙・薬物乱用についての全国中学生意識・実態調査2018より

薬物乱用してしまう子どもの特徴は?

薬物乱用経験を持つ生徒の特徴として、「起床時間が一定していない」「朝食を食べない」「学校生活が楽しくない」「親しく遊べる友人、相談事のできる友人がいない」「孤食が多い」、「大人不在で過ごす時間が長い」「悩み事を親に相談しない」「遊び目的でのインターネット利用時間が長い」「喫煙率、飲酒率が高い」「薬物乱用の誘いを断る自信がない」といった共通項が認められた。

飲酒・喫煙・薬物乱用についての全国中学生意識・実態調査2018より

https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg

るるーしゅ

つづいて質問ね。10代の子どもが乱用する薬物で多いのはなんだと思う?

Q

10代が乱用する薬物で多いのは?

  • 覚せい剤
  • 大麻危険
  • ドラッグ
  • 有機溶媒(シンナー)
  • 睡眠薬・抗不安薬市販薬
10代が薬物乱用で使用しているのは市販薬
https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる06.jpg

るるーしゅ

正解は市販薬で、ここ数年でとても増えてきているんだ。 市販薬を大量に飲むと「高揚感が得られる」、「落ち込んだときに気分が楽になる」と思って手をだしてしまいやめられなくなってしまうんだ

薬物乱用する子どもの特徴として「大人を信用していない」「自傷経験がある」といった特徴もある
https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg

るるーしゅ

みんなは薬物依存になってしまう人にこういう印象をもっていないかな?

薬物依存の人に対するイメージ
  • 意志が弱い人
  • 誘惑に負けた人
  • 不良
  • 犯罪者
https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg

るるーしゅ

たださっきも話したように薬物乱用してしまう子どもに多かったのは、「起床時間が一定していない」「朝食を食べない」「学校生活が楽しくない」「親しく遊べる友人、相談事のできる友人がいない」「孤食が多い」、「大人不在で過ごす時間が長い」「悩み事を親に相談しない」「遊び目的でのインターネット利用時間が長い」「喫煙率、飲酒率が高い」「薬物乱用の誘いを断る自信がない」だったよね。その他にも「大人を信用していない」「自分を傷つけてしまう」といったこともあるんだ。 なんで自分を傷つけてしまったり、薬物乱用してしまうんだろう?

自傷や薬物乱用は、つらい気持ち等を自分なりに緩和・軽減させる方法
https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる04.jpg

るるーしゅ

心の痛みは我慢できないから、それを少しでも紛らわせるために体を傷つけたり薬物に依存することで何とかつなぎとめられているといったケースもあるそうです。

あなたにお願いしたいこと
https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる01.jpg

るるーしゅ

もし周りに自分を傷つけていたり、薬物乱用しているお友達がいたら気にかけてください。 可能なら関りをもってもらいたいです、話しを聞いてあげて「そうなんだ、それは大変だったね」、「私でよければまた話を聞くよ」といった事実を受け止めるだけで構いません。 そおして信頼できる大人につないでください「先生に相談してみた?よかったら私と一緒に話してみようか?」という言い方も方法のひとつです

自立とは誰にも依存しなくなることではなく、依存先を増やすことである
https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg

るるーしゅ

これは生まれてすぐ脳性麻痺により手足が不自由になった東京大学先端科学技術研究センター准教授の熊谷晋一郎先生の言葉です。 依存症は人には頼らずにアルコールや薬物という「物」でなんとか自分の苦境を乗り切ろうとしてしまいます。 つまり依存症は、「人に依存できない」病です。死んだおばあちゃんがよく言っていたことを思い出します。

栄おばあちゃんの名言

「大事なのは、昔のように人と人とが声を掛け合って、コミュニケーションを取ること。」「いちばんいけないのはおなかがすいていることと、独りでいることだから」

https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg

るるーしゅ

ご清聴ありがとうございました

参考資料

なんかすごい煽り文句で記載しましたが、若い薬剤師の方々が自分のキャリアについて考えてほしいなと思っています。

それは、薬剤師免許だけあれば食べていけるというのも、今後は難しくなっていくからです。

東京などの大都市では、売り手市場から買い手市場へシフトしていて、今までのように何の実績もない薬剤師が好待遇で働き場所が見つかるということはなくなってきています。

もちろん数年で急に免許だけでは雇ってもらえないという事態になる可能性は低いですが、若手薬剤師の皆さんはあと20~30年は薬剤師として働きますよね?

新卒で入社した職場が、大学時代のインフルエンサー的な立場な人が勧めていたからという理由で決めたという若い薬剤師の方が最近増えたことも知っています。

わたし自身、それが悪いとは思いません(だって判断材料少ないですし、赤信号みんなで渡れば怖くないって思いますもんね)

ただ働いてみて、自分の薬剤師としての働き方をしっかりと考える機会が必要だと思います。

薬剤師としての働き方も十人十色で、色々あると思います。薬剤師としてのやりがいを重視する人お金を稼ぐための手段でしかないと割り切っている人など正解はないと思います。

自分がどの程度の生活水準で生きていきたいのか?(休みや食事、旅行、車、ブランド品など)、言い換えると自分の幸せとは何か?ということをしっかりと考えてください。

これをしっかり考え抜いたうえで、じゃあ今後、必要とされる(市場価値の高い)薬剤師はどうなんだろ?そのために今から出来ることは何だろう?と考えてみてください。

るるーしゅ

るるーしゅ

対人業務をしっかりと出来ている薬剤師は市場価値が高いと思います。(服用薬剤調整支援料の算定実績が内容を伴っている)

今いる職場はダメだから転職!と安易に思う方がいるかもしれませんがよく考えましょう。

環境を理由すると自分に非がないように思ってしまうかもしれませんが、その選択をしたのはあなた自身です。結局、転職先でも同じように環境を理由にして、転職を繰り返す薬剤師になってしまうかもしれません。

今いる職場で、自分をどう高めていけるかを考え抜いたうえで、やっぱり今の職場のままではダメだとなった場合に転職というのが頭に浮かぶことが望ましいです。

若いうちにキャリアビジョンを描いておくと、日々のこなす作業の見え方が変わってきます。こういう若手はよく成長し、周りと差がついてきます。
(私自身、そういう若手をまとめて指導する立場なので身をもって体感しています)

働いてから今まで、自分の働き方について考えたことがないという方は是非とも一度キャリアについて考えてみてください。
(参考:薬剤師のキャリアを考える上で知っておきたい10のコト

あと安易な転職はしないようにと言いましたが、自分の市場価値を調べたりする転職活動はしてもいいです(当たり前ですが…)

自分のキャリアの相談や、転職エージェントと仲良くなっていくことで有利になることがありますので、よければ利用してみてください。(下記にオススメの転職エージェントをのせます)

ただ転職エージェントの方にすべてお任せというのはダメですからね(汗)

オススメの転職支援サイト

るるーしゅ

るるーしゅ

転職サイトの比較で、どこを見てもオススメしている2社新鮮味がないかもしれませんが、オススメなんてそんなもんです。

~ブログランキングに参加しています。もしよろしければ下記の画像のクリックお願い致します~

るるーしゅ

るるーしゅ

アラフォーの薬剤師です。
若手薬剤師がもっと活躍できるようにタメになる知識や心構えなどを伝えていきます。
初めてのかたへ

カテゴリー:
関連記事

1 件のコメント

  1. 亡くなったおばあさまのお言葉刺さりました。
    ダルクの方が違法薬物について、「なんで止められないかは説明できないけど、一度やったらなんで止められないかわかる」といっていたのを思い出しました。
    いくら啓蒙活動しても、やる人はやってしまうし、中毒になる人はなってしまう。
    清水健太郎や田代まさしが何度も逮捕されるのは、一般の方が薬物の怖さを知るという点では良い反面教師になっている気がします。
    我々薬剤師も「いい子にしていないとおばけが出るぞ!」的な説明から脱却しないといけないと思っています。

通りすがりの薬剤師 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA