ジェネリックへの変更調剤のルールをマスターしよう
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]今日は薬局薬剤師の業務で是非とも知っていて欲しい後発品への変更調剤について説明します。
しっかり理解して不必要な疑義照会をなくしましょう
ということで、まずは四コマから[/voice]
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[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる01.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]疑義照会しなくてもいいのに、疑義照会すると患者さんも待たせるし、病院側にも迷惑かけるのでしっかり覚えましょう。[/voice]
ジェネリックへの変更調剤の大原則
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる07.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]ジェネリックへの変更調剤の大原則として、処方箋に変更不可のチェックがついていないこと[/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる11.jpg” name=”メガネ” type=”r”]そんなの当たり前じゃないですか…[/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる05.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]基本的なことだけど、ちゃんと言っておかないとね。[/voice]
[box class=”blue_box” title=”ジェネリックへの変更調剤の大原則”]処方箋に変更不可のチェックがついている場合、患者が希望しても薬局で勝手にジェネリックへ変更することは出来ない
⇒病院へ疑義照会にて確認する[/box]
先発医薬品からジェネリックへの変更調剤について
ケース1 先発医薬品から同一規格、同一剤形のジェネリックへ
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]これは大丈夫だよね[/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる15.jpg” name=”メガネ” type=”r”]なんてことはない、先発品からジェネリックへの変更ですもんね。[/voice]
ケース2 先発医薬品から別規格のジェネリックへ
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]続いて、別規格への変更[/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる14.jpg” name=”メガネ” type=”r”]これは逆もOKなのですか?先発品2錠になっているのをジェネリック1錠にしたりするのも。[/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる01.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]OKだよ。ただ効能効果・用法用量が異なる場合は対象外だからね。
あと薬剤料も超えちゃダメ[/voice]
ケース3 先発医薬品から別剤形のジェネリックへ
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる01.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]これは別剤形へのケースだね。これも効能効果・用法用量が異なる場合は対象外だからね。
あと薬剤料も超えちゃダメ[/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる13.jpg” name=”メガネ” type=”r”]へぇ~ちなみに剤形変更ってどこまでOKなんですか?
さすがに錠剤ででていたのを散剤へ変更を勝手にしていいわけないですよね…[/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる04.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]それはダメだね、同一グループっていうのが用意されているよ。[/voice]
ア 錠剤(普通錠)、錠剤(口腔内崩壊錠)、カプセル剤、丸剤
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イ 散剤、顆粒剤、細粒剤、末剤、ドライシロップ剤(内服用固形剤として調剤する場合に限る。
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ウ 液剤、シロップ剤、ドライシロップ剤(内服用液剤として調剤する場合に限る。)
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[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる12.jpg” name=”メガネ” type=”r”]液剤⇒ドライシロップ可はビックリです。
あとゼリー剤がいませんが…[/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる10.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]ゼリー剤の記載はないから、疑義照会が必要です[/voice]
疑義照会が必要なケース
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる10.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]まぁ先発品から先発品の変更は勝手には出来ません!!
疑義照会が必要です。[/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる11.jpg” name=”メガネ” type=”r”]ジャヌビア⇔グラクティブとか
シングレア⇔キプレスとか勝手にやってもいいじゃんと思いますけどね。[/voice]
[box class=”blue_box” title=”先発医薬品からジェネリックへの変更調剤のまとめ”]
- 先発⇒先発への変更は勝手にできない!!
- 先発⇒ジェネリックへの変更の際は、規格や剤形を変更してもOK!!
[/box]
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ジェネリックからジェネリックへの変更調剤
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる07.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]続いてジェネリックからジェネリックへの変更調剤についてだ[/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる14.jpg” name=”メガネ” type=”r”]もう、おなかいっぱいなんですけど…[/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]よし、では先発医薬品からジェネリックへの変更調剤知っていれば、ほとんど一緒だからまとめちゃおう!![/voice]
[box class=”red_box” title=”ジェネリックからジェネリックへの変更調剤のまとめ”]
-
- ジェネリック⇒ジェネリックは規格、剤形ともに変更可
(ただし変更前から薬剤料に変更がないという条件付き)
-
- ジェネリック⇒ジェネリックで同一規格・同一剤形なら薬剤料があがってもOK
(患者さんの許可は得るんだよ)
[/box]
一般名処方からジェネリックへの変更調剤
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる09.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]一般名処方もほとんど上記内容と変わらないので、まとめちゃいます!![/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる11.jpg” name=”メガネ” type=”r”]だんだん手抜きになってきてるな…[/voice]
[box class=”green_box” title=”一般名処方からジェネリックへの変更調剤のまとめ”]
- 一般名処方⇒ジェネリックで調剤する場合は、別規格別剤形への変更OK
(一般名処方に該当する先発品の薬剤料を超えないように)
- 一般名処方⇒先発品で調剤する場合は別規格、別剤形への変更は不可
[/box]
外用剤のジェネリックへの変更調剤について
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる10.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]
外用薬は内用薬のような別剤形への変更はダメです。
軟膏⇒クリーム、テープ剤⇒パップ剤はダメ!![/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる12.jpg” name=”メガネ” type=”r”]まぁそりゃそうですよね…[/voice]
薬剤料について
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる15.jpg” name=”メガネ” type=”r”]そういえばところどころに薬剤料ってありますけど、薬価とは違うんでしたっけ?[/voice]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる02.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]薬価と薬剤料は別だよ。
案外、変更調剤で薬価の単純比較して判断している薬剤師いるから注意しよう[/voice]
[aside type=”warning”]薬剤料について
内用薬の薬剤料は1剤・1日分ごとに計算し五捨五超入して、服薬日数を求める。
頓服薬の場合は1調剤分ごとに計算した後、五捨五超入して、足し合わせる
15円以下の場合は1点、15円を超える場合は10円又はその端数を増すごとに1点[/aside]
[voice icon=”https://kuroyaku.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/るる07.jpg” name=”るるーしゅ” type=”l icon_blue”]じゃあここで問題だ。
これを全部正解出来れば、ジェネリックへの変更調剤を全てマスターしたといっても過言ではないだろう[/voice]
[btn class=”big rich_yellow”]るるーしゅからの挑戦状をうける[/btn]
[aside type=”warning”]H30年11月24日に上記のPDFの問題を変更いたしました。
変更内容
問9 変更後をOD錠へ(剤形変更の問題にしたかったため)
問11 剤形変更の問題を規格変更へ(剤形変更時の薬剤料比較が不明だったため)[/aside]
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